5-1 製品サイクルの変化とマネジメントの変化、価値を作ることへのシフト
ソフトウェアと経営マガジン第47回です。マネジメントについて、まずはその変化がどこから発生したものなのか、特に、製品サイクルの変化という観点からその背景を理解し今後のコンテンツにつなげていく、という位置づけで書かせていただきました。
その他、記事に対する疑問や感想、意見などTweetや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。
製品サイクルの変化とマネジメントの変化、価値を作ることへのシフト
組織を運営すること、経営をすること、については長らく行われている営みであり非常に多くの研究もなされてきた領域だ。企業のマネジメントに絞っても、テイラー氏の科学的管理やマグレガー氏のXY理論、ハーズバーグ氏の二要因理論など様々な進化を遂げてきた。私自身もドラッカー氏のマネジメントやグローブ氏のHigh Output Managementなど様々なマネジメントに関する著書を読み、学び、今のマネジメントに活かしてきている。
このマネジメント、様々な進化を遂げてきたにも関わらず今もとても難しい領域であるとも言える。理論だけではうまく行かないという話もあるだろうが、直近の20年ではその性質が更に大きく変わってきたものと感じている。
その変化を生み出した一番の要因がソフトウェアとインターネットだ。今回はこのソフトウェアとインターネットの登場以降のマネジメントで起きた変化について私見を述べつつ、後に続けるソフトウェアと経営におけるマネジメントに関する考え方を理解していただくための素地としたい。
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