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40代~50代、人生を振り返り苦しさや虚しさ、寂しさや恐怖を乗り越える


なぜnoteでの発信を始めたのか、前回前々回とお伝えしてきました。
内容はこちら。
前々回

前回

趣味ではダメなのか?いや、趣味で十分じゃない。
趣味があるって素晴らしい、その思いについて今回は書いていきたいと思います。

私は今月48歳になりました。
私は22歳で長女を出産したので、長女の頃のママ友は少し年上の方が多く、50代前半〜半ばの方が多いです。
自分を含め、40代後半~50代、この世代が最近とても辛さを感じているように思っています。
そこで初めて「ミッドライフクライシス」(中年の危機)という言葉を知りました。
西洋占星術の世界では生まれた時の冥王星と今の冥王星の位置が90°の角度になるタイミングが「中年の危機」と言われていることは知っていました。
しかしこれは30代後半~40代前半にあたり、確かに私は再婚して長男を出産した年。
いろいろと大変な時期ではありました。

しかし今言われている「ミッドライフクライシス」はもう少し後、40代~50代の時期を言います。

子供が就職して手を離れ、気づけば旦那さんともあまりうまくいっていなかったり、親の介護が必要だったり、家族が闘病中だったり。

これまで続けてきた仕事でも気力体力の衰えから肩身の狭い思いをしたり、思ったようなパフォーマンスが出せず、自分の子供のような世代の同僚たちのパワーに圧倒されてしまったり。

私はこれまで何をしてきたんだろう。
これから先、どうやって生きていけばいいんだろう。
この先、どうなっていくんだろう

これまで楽しいと感じていた趣味を楽しめなくなったり、友達と会っても会話を楽しめないと感じたり。
どんな服を買ってみてもしっくりこなかったり、化粧や髪型も思うように仕上がらなくなったり。

嫌でも「老い」とか「衰え」といった言葉が頭をかすめ、人目が気になって外に出たくなくなったり、そうするとますます気持ちが塞いできて、不安と恐怖に支配されそうになる・・・。

私の転機となったのは2023年7月の人事異動でした。
それまで10年以上いた職場から異動することになり、縁もゆかりも興味もなかった本社勤務になってしまいました。
軽い気持ちで異動に同意したことを死ぬほど後悔しました。

そもそも本社には高卒の40代後半のおばちゃんなんてレアもレア、ほとんどが20代後半から30代前半のエリート若手と、有名大学卒40代前半の管理職が占める、これまでの私の世界観とは全く違う世界でした・・・。

みなさん紳士淑女なのでそんな私を馬鹿にしたりはしませんでしたが、あきらかに能力の差を感じ、みじめで情けない気持ちをこれでもか、と感じました。

これまで10年いた職場ではそれなりに実績も積んで、たいていのことはできていたのに、右も左もわからない。何もできない。足を引っ張る以外は。

そして何より苦しいのがスピード感。支店では1か月くらいかけてやるようなことを数日で仕上げなければならず、それがいくつも重なって、いつも時間に追われている状態。
フルリモートなので相談や雑談もなかなかできず、朝PCを立ち上げたら昼休みもトイレ休憩も忘れて一心不乱に仕事をこなして早1年。
毎日何本も会議があり、そのための資料作成、発声、また次の会議・・・とこの1年、時間が空くことはありませんでした。

どこかで病むんじゃないかと思いながら1年2か月が過ぎようとしています。

毎日気が重く、仕事が終わっても休みの日も、チャットやメールが気になり見てしまいます。見ていないと次の仕事にとりかかるのが遅れてしまうからです。でも見ては仕事のことが頭を離れず辛い気持ち、嫌な気持ちに押しつぶされていました。

でも好きな占いの動画をみていたら少しだけ頭から仕事のことが離れる瞬間があり、本を読んだり、サイトを見たり、それが知らず知らずのうちに私を救ってくれていました。仕事以外に意識が向くことがあった、ということに本当に助けられました。

趣味が大切、といってもこの年齢になるとこれまでやっていた趣味ができなくなる人もいます。
体力的低下やケガが心配でスポーツを控えるようになったり、サークルなどの人間関係が煩わしくなって離れてしまったり。
これも気持ちが落ち込む要因の一つになると思います。
私のような状況でこれまで楽しかった趣味さえも気持ちが向かなくなる場合もあると思います。

何の趣味もなく、何の楽しみもない・・・
この先何を楽しみにすればよいのか・・・

とますます気持ちが落ち込んでしまいます。

でも占いは自分と向き合ったり自分を分析するのに最適なツールです。
体力もいりませんし、特別な道具もいりません。
独学であれば自分のペースで取り組めます。
うまく活用すれば人間関係の改善や仕事の悩みなどにも応用できます。人によっては副業にできる人もいますし、私の場合占いを通じて新たな出会いがあったり、人との交流が生まれたりしました。

この苦しいミッドライフクライシスを乗り切るために、自分と向き合うこと、趣味を楽しむことはとても大切なのではないか、と思ったわけです。

占いを通じてこのもやもやした気持ちと向き合い、少しでも気持ちが楽になったら。
占いを学ぶことの楽しさを知って、占いを通じて生き生きと過ごせる人が増えたら。

趣味がない、人との交流がない、今更新たなことをするのは気が重い

そんな方がもし、私のnoteを読んで下さって、何か共感して下さったり、私の書いたことから気づきがあったり、占い面白い!と感じて下さったら。

それってすごく嬉しいな!と。

上記でも書いた通り、今の私には何かビジネスを立ち上げるような余力はありません。
このnoteもどこまで定期的に更新できるかわかりません。
誰も読んでくれないかもしれない。

でも一人でも、たった一人の人でも何か受け取っていただけて、ちょっとでも元気が出たり、気持ちが楽になったりしていただけるかもしれない、という希望を持って、私にできることをやってみたい、と思ったのでした。

とりとめのない文章が続いていますが、同世代の方が少しでも今のこの不安定な時代を最後まで笑って駆け抜けることができるよう、もちろん私自信も。
それを目指して今の私にできることをやっていきたいと思います。

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