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【洗い物ほぼナシ】材料3つで! 〇ン〇ンティールーム超えスコーン

こんにちは、ユキッ先生です。毎日2兆円か9000万円が欲しい人です。

本日は朝から劇場でガンダムとか観てたら1時間弱しか活動時間がなくなってしまったので、1時間弱で書けるテーマを選んでみました。
最近さしずめ「スコーンおばさん」と化している、ユキッ先生流スコーンの作りかたです。タイトルの元ネタは、わかる人だけわかってください。

※2021/7/22 レシピ写真追加しました

突然ホットケーキミックスがたくさん余ったあの頃

事の発端は昨年2020年4月、Covid-19による第1回目の緊急事態宣言で、計3週にわたり家庭保育の必要に迫られたことです。

職場は一時帰休となり、保育園からは家庭保育への協力を要請されたので、帰休期間中は4歳と2歳とともに四六時中家で過ごすことになりました。保育はできるだけプロにお任せしたい派の私にとってはまるで想定外の事態で戸惑いましたが、家でできる活動として、きょうはあれをしよう、これをしようとプログラムのようなものを一応ざっくり考えました。お菓子を作ることもそのうちのひとつです。

田舎の実家からも救援物資が届き、なかでもホットケーキミックスは序盤には活躍しました。「序盤には」という限定付きになったのは、プログラム時間中でさえ結局うちのお子たちは完成まで興味が続かなかったのと、焼き上がってもホットケーキを食べない個体だったということがよくわかったためです。そういうわけで、ホットケーキ作りは1~2回で飽きられてしまいました。

さて、そういうわけでホットケーキミックスが余ってしまったぞと。どうせ大人が食べざるを得ないのだったら、私も好きな違うメニューを作れないかなとレシピをググってみると、スコーンなら比較的簡単に作れそうだということがわかりました。

そういえば娘が前に通っていたビル内保育施設、同じフロアに経営母体が共通するクッキングスクールがある縁で、子どもたちがときどきお菓子を作っていました。確かポリ袋に生地を入れて練るから、小さい子も粘土遊び感覚で参加できるとか。ちょっとそのやりかたを調べてやってみよう、ということで行き着いたのが以下のレシピです。
何度も試しているうちにレシピのメタ化ができるようになってきて、家族からは「〇ン〇ンティー〇ームのスコーンよりうまいで」といっていただけるようになりました。マダムの多い〇ン〇ンティー〇ームに3歳息子を連れて出かけるおじさんもわりと謎なんですけども。

なんといってもこのスコーンはオーブンが不要、熱源はガスレンジで完結して、奇跡的に洗い物もほとんど出ません。

基本的に料理というよりは「おつまみ作り」が好きな人間なので、大カテゴリは同じ「料理」でも、計量や温度管理などの繊細な配慮が命の「お菓子作り」は完全に別の宗派であり、一生相容れることがないのでは、と思っていたのですが、このスコーンは、そんな私にも門戸を広げてくれた平和なお菓子でした。

スコーンおばさんのスコーンの作りかた:材料

(ステラおばさんのクッキー、みたいにいいたかったけど、よくわからなくなってきたな)

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【材料】

①ホットケーキミックス もしくは 天ぷら粉 200g
②牛乳 もしくは 豆乳 もしくは 豆腐 60g
③バター、マーガリン もしくは オリーブオイル、サラダ油、こめ油 30g

要は「粉」と「水分」と「油」ですね。組み合わせは冷蔵庫と相談してお好みで。
ホットケーキミックスのほうがふんわり、天ぷら粉はサクサク・ほろほろ仕上げになります。天ぷら粉には砂糖が入ってないので、砂糖を別途入れるのもアリです。

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【道具】 ※むしろこれが重要

①ジップロック的なもの
②シリコン加工(くっつかない)ホイル
③グラタン皿(直火OKで浅いバット型の容器)
 
わが家はグリラーや野田琺瑯の浅型レクタングル
④キッチンスケール、計量カップ、計量スプーンなど、分量を量るもの
⑤菜箸かフライ返しかヘラ

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スコーンの作りかた:工程① はかる、まぜる

キッチンスケールの上にジップロック的なものを広げて粉を入れ、所定の分量ぐらい入れます。200gごとに分包されているホットケーキミックスなら、
これ(1袋)を、こうやって(そのまま)、ドーーーーン!

次は水分を入れます。豆腐ならスーパーで6個100円ぐらいで売ってるやつが1個60gでちょうどよくて、
これ(1個)を、こうやって(そのまま)、ドーーーーン!

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※この液体は豆乳です

粉と水分を袋の上から揉んでいると、そのうちびっくりするほど適当にまとまってきます。

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次に、油の材料を入れたら、満遍なく混ざるように、袋の上からさらに揉んだり潰したりまとめたりします。

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※この液体はこめ油です。写真撮影用に計量カップを洗いましたが、
 普段なら豆乳や牛乳が残ってても気にせずに注いで使います

参考にしたレシピには水分と油を同時に入れるものもあって、それでも悪くはないのですが、スコーンおばさんの家は、家電レイアウトとお子らへのリスク配慮の観点からオーブンはなるべく使いたくなく、ガスレンジ派なので、後入れのほうが焦げつきにくい気がするな、ってことでこの順序に落ち着きました。風味的にもよいと思う。

スコーンの作りかた:工程② 成型する

ジップロック的な袋のなかで生地がまとまったら、そのまま袋の上から押さえて、袋の短いほうの幅ぐらいの径の丸型にします。

ここからが作業してて面白いな、と私がやみつきになったポイントなんですが、厚み1~2cmになったら、袋の上から菜箸やヘラで放射線状に押さえつけて、8等分します。ケーキを切り分けるときの形ですね。

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別にお好み焼きみたいに格子状に切れ目を入れても問題はありませんが、ケーキ型のほうがやっぱり火の通りはいいかも。
このとき、分ける道具が生地を貫通しなくても、ある程度入れておけば、袋から出すときにちゃんと意図通りの形状に分かれます。これが妙に楽しい!

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こういう仕様が、大雑把な私のような主婦には地味に嬉しいですね。

スコーンの作りかた:工程③ ガスレンジで焼く

グラタン皿にシリコン加工ホイルを敷きます。隅を折って、壁のところも完璧にガードしておきます。これで洗い物が(ほぼ)出ません。

ジップロックの封を開けて、成型した生地をそのまま皿のなかに並べます。
それぞれを、くっつかないように適度に離します。菜箸使ってもいいけど、洗い物出したくないなら手でええよ。

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もしガスコンロのグリルが上下熱源なら、そのまま突っ込んだらいいと思います。わが家は上側だけなので、先にレンジ台のほうで弱火で下側に2~3分火を入れ、軽く焼き色をつけてからグリルに突っ込みます。

わが家のガスレンジだとだいたい5分程度。放っておきすぎると当然ですが焦げるので、香りと焼き色をみながら、もう少し焼きたいなってときは、ホイルをかぶせてさらに2~3分様子見。

完成!!

とりあえずお迎えの時間なのできょうはこんなところで。


カバー写真 / さっきダイニングで撮ってきた



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