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突然、人生プランがひっくり返った提案:9月・10月の記録

こんにちは、かやんぬ(@kaya_uni)です。

久しぶりのnoteとなってしまいました。が、その理由は、私の今後が未定なので何をどう発信したら良いかがわからない状況にいるからです。

まだ発表できないことも多く、自分の人生を他人の手に委ねているようなモヤモヤした日々を過ごしていますが、ここらで診断士1年目の9月、10月の記録についてまとめておきます。

9月:突然の提案で人生を見つめ直す

ある企業から事業担当になってほしい、と依頼を受ける

忘れもしない9月13日の午後、ある企業の方と打ち合わせをしていたら「新規事業を全面的に引っ張っていってほしい」といったお話をいただきました。

雇用形態は問わないけれど、新規事業部長、のような感じです。

ここ数ヶ月、私を悩ませるきっかけとなったのはこの出来事でした。

そもそも、この企業と打ち合わせをすることになったのは、私がやりたいなと思っていたことと、この企業がやりたいことが一致していたからです。

そのため、お話をいただいたこと自体はとても嬉しく、子どもがいなかったら秒速で「やります!」と答えたと思います。

ですが、以前のnoteでも書いた通り、当時の私は、「マイペースに働いて家族が幸せであることが一番」と考えていました。

診断士にも無事受かったし、webマーケティングの強みを軸に、財務会計も深めて診断士としてしっかり稼げるようになるんだー、とマイペースながらも稼ぎつつ、何よりも優先すべきは家族、という人生プランを描いていました。

でも、事業を引っ張っていくということは、今のマイペースな働き方には別れを告げなければならないことは想定できました。

加えて、私は創立2年目のベンチャーを経験したことがあるのですが、最初は本当に朝から晩までみんなで働いてやっと稼げるようになる……みたいな時間と体力が勝負の泥臭い世界でした。

この仕事を引き受けたいけれど、引き受けたら働くことも難しくなる可能性も高いし、今抱えている仕事も続けられないかもしれないし、何よりも家族との時間も自分の時間もなくなってしまうかもしれない……

そう思うと、いくら「やってみたい」と思う仕事であっても今さらまた、あの過酷な場所に戻る勇気を絞り出すには私には壁が有りすぎました。

ただ、先方からは「これまでの人生プランとは違う形になる提案だとは思うから、ゆっくり考えてみてほしい」と言っていただきました。

夫の誕生日会で夫に意見を求めてみた

その週末、実家から母が来てくれたこともありできていなかった夫の誕生日会をすることになりました。

いつも子どもたちがいてバタバタしているので、落ち着いて話せるいい機会だと思い、今回の提案について相談してみたところ……

「やりたいの?やりたいんだったら、できる方法を考えたらいいんじゃない?」

とあっさり言われました。

私の夫は、高校生時代から付き合って結婚した相手ですが、高校生のときにはめちゃくちゃヤキモチ焼きで私がクラスの男子と話していただけでも怒るような人で(理系だったのでクラス内の40人中33人が男子、誰と話ししてもだいたい男子になる確率高し)、大学生の頃には「女は家にいて家庭を守っていてほしい」と言っていた、九州男児みたいな人です。

それが……なんと、反対する言葉もなく背中を推すとは……

「えっ?いいの?家事とか子育てとか、今までどおりに行かないことも出てくるかもよ?」

と確認したのですが、

「あなたはやりたいって言ったことは一生諦めない人でしょ。もうそんなことはわかってる」

と何やら悟った様子で応援してくれることになったのでした。(夫氏、知らない間に大人になってた……)

その言葉を聞いてから、なぜか迷いがほとんどなくなり「やってみよう」と思う気持ちが強くなりました。

9月末に社長にプレゼン

9月末に、その企業の社長に対してプレゼンをする、という機会をいただき、今私が置かれている状況、希望の報酬額、「私がやるのであれば、こんな感じのことを考えています」といった内容をプレゼンさせてもらいました。

実はその社長さんは診断士25年目になる診断士としても大先輩の方なのですが、最後にこんな風に言っていただきました。

「これまで、仕事でいろんな診断士の人に会ってきたけど、多くの人は1人でコンサルティングなどをしながら稼いでいくのに向いているタイプ。対するあなたは、事業家として事業を作っていくのに向いているタイプだってことが今日のプレゼンでわかって嬉しかった」

この言葉は、私としては想定外だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。

これまでの人生であまりチームプレイをしてきたこともないし、人から慕われるような人間だと思ったこともなかったので……私にも、チームを組んで引っ張っていくことができるのかも?と思えた瞬間でした。

(この件については、まだどうなるかが未定のため、続編をお楽しみにしていてください。発表できる日がきたらお伝えします!)

その他の活動

研究会でブランディングについて発表

私は、診断士だけが所属できるデジタルマーケティングラボという研究会で事務局もお手伝いさせてもらっているのですが、そこでブランディングについてセミナーをさせていただきました。

ブランディング、というと「よく見せる」みたいなイメージを持たれがちですが、本当はもっとマーケティング戦略と密接に関わっている戦略的なもの。もちろん「どう見せるか」を考えていくこともしますが、それは最終的な部分で、センスではなくて戦略的に考えて作っていけるものです。

ブランディングに関する資料も作成できたので、今後、ブランディングセミナーを聞いてみたい、という方がいらっしゃったらぜひお声がけください(急な営業)。

ものづくり補助金申請支援

クライアントさんが新規事業で投資が必要になったため、ものづくり補助金を提案したところ興味を持たれたので作成してみることにしました。

と言っても、小規模持続化補助金でルールを破ってしまい落ちてしまっている私……。心配なのでTwitterで仲良くさせてもらっている認定支援機関の診断士の先輩に相談したら相談にのっていただけることになったので、先輩の手も借りながらなんとか申請できました。

金額も大きいだけに、なんとしても採択されてほしい!先輩も「可能性は十分あると思います」と言われていたので、結果が楽しみです。

1回目の理論研修を受講

診断士に登録すると5年間で5回分の理論研修を受けなければ、6年目以降の更新ができなくなってしまいます。その理論研修の1つ目を受けました。

10月:沖縄で1週間のバカンス

10月は長男と次男の誕生日がある月なので、1週間ほど沖縄でのんびりしてきました。「私にとって幸せとは何か?」をゆっくり考えれた時間でした。

あとは、前述のものづくり補助金の事業計画書を進めたり、今後の人生プランを見返したりして過ごしていました。

そんな感じで、のんびりとですが、前進しているのかしていないのかわからない日々を過ごしています。

ただ、今後どんな方向に進んでいいように、自分のなかでできるだけの準備はしておこうと思っています。ということで、11月は、岡山と東京の士業の交流会に参加してきます!


最後まで読んでくださりありがとうございます。
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これからも頑張ります!

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