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アパレルブランド、はじめます!

こんにちは!
久々のnote。みなさんにお伝えしたいことがあり、書き始めました。

表題のとおり、
新しく「アパレルブランド」をはじめます!


今年3月には、友人・三宅と、
「アウトドア」「ものづくり」「暮らし」などを軸にした
『_____にまつわるエトセトラ(エトセトラ)』を立ち上げ、
6月にクラウドファンディング(CF)に挑戦。

現在は、おかげさまで成功したCFのリターンである
山の自然体験ツアー「WONDER TREK」を実施しながら、
岡山県美作市上山地区の山の整備にも着手しています。

こうした経験も糧になり、
かねてからの関心である「もの(服)づくり」を
さらに深めていきたいという思いが強まってきました。

また、「自分が服をつくる理由」(後述)を見いだすこともでき、
エトセトラの活動と並行し、
アパレルブランドを立ち上げることを決意しました!

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ブランド名は、
『 land down under <ランド ダウン アンダー>』

これは本来、英国から見た地球の真裏にある大地
=「オーストラリア」を指す言葉です。

ぼくはこの言葉に、
「今の主流アパレル産業の真裏、カウンターとなるブランドをつくろう」
という意味を込めました。


正直、2年前の倉敷市児島への移住当初は、
自分でブランドを立ち上げることは考えていませんでした。
なぜなら、すでに児島にはアパレルブランドが群雄割拠。
「自分が」新たに服をつくる理由が見出せなかったからです。

なぜそれが変わっていったかと言えば、
この2年間、地域おこし協力隊として
たくさんのアパレル関連工場を近くで見ていくなかで、
いろんな違和感を募らせていったから
です。

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アパレル産業は、歴史的にも「ブランド/消費者偏重」が強い

大量消費に伴う大量生産・コスト削減によって、
製造現場にさまざまなしわ寄せがいっています。

また、さまざまなリスクを工場がかかえることになり、
キズが複数あって納品ができなくなった生地(「B反」「C反」)が
倉庫に眠り、一定期間が経過すると捨てられていきます。

これだけ「サステナビリティ」や「エシカル」が謳われている今でも、
実際現場ではこんな状況がまかり通っているんです。

でも、やはりこのままではダメだと思っています。

頭に「消費者/ブランド偏重」と書きましたが、
「特定の誰か」が悪いとは思いません。
でもこのまま誰も動かなければ、「誰も悪くないけど、みんな悪い」

最終ユーザーである消費者が動くのが、この産業を変える一番の手です。
ぼくは、小さくからでも、
この先導をしていけるブランドをつくりたい
と思っています。

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『land down under』の服づくりは、
すべて工場で眠っている「廃棄される生地」=「B反、C反」を使います。

そして、第1弾として開発中なのが「ワイドテーパード・ジーンズ」。
やはりこの土地に根ざした製品を最初につくりたいと思いました。

ぼくの力不足で、ファーストサンプル(上写真)は
想像通りのものには仕上がりませんでしたが、
「お尻・太もものゆったり感」から「足首にかけて絞られる」
きれいなシルエットを追求してサンプル制作を今も進めています。

再びクラウドファンディングを活用し、
2020年内を目標に資金を募りたいと思っています。

また、デニム製品に限らず、
今後はシャツやジャケットなどの展開も視野に入れています。

これから、ブランドのコンセプトをはじめ、服づくりの経過、
この土地(児島/瀬戸内)で考えていること、などなど
noteで積極的に発信していきたいと思います。

また、『land down under』の立ち上げは、
現在務めている地域おこし協力隊としても
最後の大きな挑戦になると思います。

覚悟をもって歩んでいくとともに、
この産地・お世話になっている方々になにかを還していけるところに、
一刻もはやくたどり着けるよう努力していきます。

それでは、どうぞ今後とも、
新生『land down under』をよろしくお願いします!

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