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スーザン・ケインの「内向的な人が秘めている力」を久々に視聴。丁寧で実直な話しぶりが心に響く。
https://www.ted.com/talks/susan_cain_the_power_of_introverts?language=ja

“グループの中にいると他の人の意見を無意識に真似るようになってしまう”
→確かに。集団に巻き込まれるのは、考えが浅くなるようで、居心地が悪いときがある。表面的にあわせたりしながら、アガいている。そんなことがあった後は、1人になって集団の力学による歪みを受けずに考えたい。

“優れた話し手であることとアイデアが優れていることの間に相関なんて全くない”
→うん。優れた話し手であることは凄いことだ。でもそれとその人のアイデアが優れているかは全く関係ない。商品を売るセールスマンはセールスマンとして優れているだけで、必ずしもその人が優れた商品を生み出せるとは限らないように。

スーザンの提唱する3つのアクション

<1>絶えずグループ作業をするなんて狂ったことはやめましょう
→まずは1人で考える。そのうえでグループ作業をする。アクティブ・ラーニングでも、個人ワーク→グループワークが良い、という知見もある。

<2>自分の思索に耽る時間をもう少し増やそう
→そう。これないとエネルギーがわかない。正直、平日のオフィスはコミュニケーションと作業のための場でしかなかった。ガチな仕事は家に籠ってやるほうがずっと深まる。

<3>時々ははスーツケースを開いて見せてほしい
→つまり、外向的な人だけでなく内向的な人も、たまには自分がもっているものを開示してほしい。なぜなら“世界はあなたとあなたが持っているものを必要として”いるから。深い施策の開示や交流は必要。

激変が進む時代。高速での試行錯誤は大切だけど、それは決して何でもいいからやればいいってものじゃない。深い思索のもとに加速していくためには、自分の中にある「内向的な」面と向き合い、そのうえで繋がっていくことが重要な気がする。

以前、これからは、ソーシャルクロースネスが大切、って書いた(フィジカルディスタンスは適切にとりながら)。
https://note.com/y_chikanaga/n/n604fad75ce61
その前提が、他の人や情報にふりまわされることなく、1人1人が自律すること、1人1人が自分の感性や考えに向き合うことじゃないかと思う。

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