読書感想

『スタンフォード式 人生を変える運動の科学/ケリー・マクゴニガル著』という本を読んだ。

運動が精神面に及ぼす影響について主に書かれており、翻訳本だが読みやすかった。

本の帯に「動けば、幸せになる(為末大氏)」「体を動かせば、新しい自分に出会える」と書かれており、その通りだなぁと納得させられる内容だった。

運動することって、身体面にも精神面にも良い影響をもたらすことが分かったので、自分が運動を続けていく意義を見出すことが出来た気がする。

体動かしたくないなぁと思う日もあるけど、この本の内容を思い出したら、自然と動きたくなると思う。

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わたしは、運動を通して自分の人生を楽しんでいる人を増やしたいと思っている。

人生を楽しむためには、誰かのお世話になることなく、食べる・寝る・立つ・歩くといった基本的な日常動作を自分で出来ることが必要だ。

運動というとハードなイメージがあるかもしれないが、自分の身体を労る、ケアすることから始めてみるのが良いのかもしれない。

セルフケアによって身体が変わることに喜びを感じることができれば、気持ちが前向きになる。嫌なことがあっても、頑張ろうと思えるようになるかもしれない。

人生を楽しんで自分を大事に出来る人が増えれば、他人のことを大事に出来る人が増え、社会が明るくなるんじゃないかなと思う。

「社会が明るくなる」って漠然とした表現だけど、社会を作っているのは「人」なわけで、そういった人が沢山いる方が楽しくて平和な場が生まれるのではないか。

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本を読みながら、そんなことを考えた。

職場復帰まであと約半年(保育園はいれるか問題があるので本当に復帰できるかは定かではないが…)。

志ばかりが高くなっていてスキルは衰えているのだが、自分の働く理由や本当に成し遂げたいことって何だろうと考える有意義な時間にしたい。


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