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患者安全推進者養成講座に参加してきました①

地域を明るくするリハビリテーション専門職の会 大和の岡原です。
当会は、市民活動団体として地域を明るくすることを目的に活動しています。

今回の内容は、職場に関するものです。

患者安全推進者養成講座

私は普段は病院で理学療法士として働いています。
その中で私は昨年から、安全対策小委員会に所属しています。
勤めている病院はあるグループに所属してしており、関東に系列の病院や施設がいくつかあります。
そのグループ単位で患者安全推進者養成講座という講座が開かれています。今回、その講座にグループ代表として参加させて頂くことになりました。
理学療法士だけでなく、色々な職種が参加します。
2023年9月2日(土)に1回目の講座を受けてきました。

目的

医療事故の背後にある本質的な問題に適切に対処できる人材を育成・養成することによって、患者安全の推進を図ること

ヒューマンエラー

講義の中でヒューマンエラーに関して話がありました。
忘れないようにアウトプットしたいと思います。

ヒューマンエラーは「意図しない結果を生じる人間の行為」のことです。
ヒューマンエラーを明確に説明する事はとても難しいです。
事故を分析すると、多くの場合にヒューマンエラーが見つかるそうです。
事故の原因は人間が直接引き起こすエラーだけではなく、人間を取りまく多くの要因、作業環境、施設や設備、教育訓練、企業の安全への取り組みなど多くの要因が含まれます。

ヒューマンエラーの防止は難しいのですが次のような方策を採ります。

  1. 人が間違えないように人を訓練する。

  2. 人が間違えにくい仕組み・やりかたにする。

  3. 人が間違えてもすぐ発見できるようにする。

  4. 人が間違えてもその影響を少なくなるようにする。

人が行うのですから、どんなに人を訓練しても間違いは避けられません。
人間は適度な緊張のときにはエラーの発生は少ないのですが、過度の緊張や緊張感が少なすぎるとエラーが多く発生します。
また単調な監視業務では30分を超えると緊張が続きません。
ヒューマンエラーは原因ではなく結果であるとも考えられます。

こうした人間の特性を知りながら人の持つ柔軟性などの長所を活かす工夫が求められます。
私も主任になって2年目ですが、後輩が多い職場です。
色々な視野を持って、後輩たちと一緒に成長していきたいと思います💪


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