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カンボジア時代より周りに日本人が多いのに、孤独感が強いのは何でだろう??

今回はなんだかネガティブなタイトルになっちゃいました。

インドネシアに来てはや2か月。こちらの生活が非日常から日常になりつつある中で、だんだんと寂しさを覚えることが増えてきました。

私はもともと一人で行動することは苦にならないタイプです。リッツ・カールトンにおひとり様で泊まるくらいには一人の時間も楽しめます(笑)

また、大学時代にカンボジアの港町・シアヌークビルで9か月間ホテルインターンをしていたときは、職場にはもちろん、街全体にもほとんど日本人がいない環境で生活していました(シアヌーク在住の日本人は20人もいなかった気がします)。

一方、今の職場には日本人の同僚や上司がいますし、ジャカルタにも1万人以上の日本人が暮らしていると言われています(実際はコロナ禍で帰国した方も多いので1万人もいないかもですが)。それなのに、なぜかシアヌークビルにいた頃より自分が寂しがり屋になった気がするのです。

なんで私は孤独に弱くなったのか?自分なりに考えてみました。


新婚生活からの単身赴任で寂しい

いきなりノロケでごめんなさい。

旦那さんとは3年の遠距離恋愛を経て去年入籍し、同居生活を始めました。

同居する前は「月1回会うくらいの距離感だからうまくいったんじゃないか」「一緒に住んだらお互い疲れないだろうか」と不安でしたが、実際は二人暮らしが居心地よく、たまに喧嘩しつつも毎日楽しく過ごしていました。

9月に私がインドネシアに単身赴任してからも、毎日LINE通話をしたり、ZOOM越しで一緒に半沢直樹やバチェロレッテを観たりと、まあまあコミュニケーションはとっています。

ただ、インドネシアで色々な経験をするたびにふと「これ一緒に食べたかったな」「旦那さんだったらどんな反応するだろう」と考えてしまい、ちょっと寂しい・・・となるわけです。

コロナのせいで在イ日本人と交流できない

家族がいなくても友達をつくればいい!ということで、大学同窓会のジャカルタ支部や同期会に入ったものの、タイミングが最悪でした。

私が赴任して3日後の9月14日、国内での新型コロナウィルス感染拡大を受けて「大規模社会的制限(PSBB)」の段階的緩和が取りやめとなり、再び店内飲食等が禁止になったのです。

なのでせっかくコミュニティに入っても、

幹事①「今は大きな集まりはしてなくて・・・」

幹事②「オフィシャルに声掛けしづらくて・・・」

私「ですよねーーーーーー」

ということで全然交流できていません!!泣

おそらくアンオフィシャルには少人数で集まったりしていると思うのですが、それはコロナ前にリアルなつながりがあるからこそで、関係構築ゼロでいきなり呼んでもらうのはハードルが高い。

そこで発想を変えて習い事を始めようとしましたが、ヨガや伝統舞踊といった文化系の習い事って駐妻さんが多いからか平日開催ばかり・・・参加できません・・・

ちなみにシアヌークビルにいた頃は日本人がいないのが当たり前だったので、逆に寂しさを感じませんでした。現地在住日本人との交流に躍起になることもなく、むしろ滞在期間が限られている中でカンボジアならではの体験を満喫するため、日本人コミュニティとは距離を置いていたくらいです。

それに、シアヌークビルでは日本人が珍しい分、職場や飲食店で日本人と出くわすと初対面でも自然と仲良くなれました(宿泊したお客さんと一緒にご飯を食べに行ったり、駐在員さんたちと大みそかの飲食店で紅白を観たりしたのは今でもいい思い出です)。

ただ、ジャカルタでは日本人を見かけても、何となく話しかけづらい雰囲気があります。あのじろじろ見合う感じ、何なんでしょうね・・・

※11月15日現在、PSBBは緩和され店内飲食も再開しています。ただ相変わらずインドネシアでは一日3,000~5,000人レベルで感染が広がっているため、完全に活動再開とはいかない状況です。

日本の友人とのオンライン飲みが減った

日本の友人と会いたくても、現時点ではビザの関係で観光で来てもらうのは無理ですし、渡航後2週間の外出制限が日イともあるため、一時帰国もままなりません。

ただ、コロナ禍の活動制限の中でオンライン飲みが普及したため、インドネシアに行っても意外と寂しくない?と考えていました。

が、

オンライン飲みが明らかに減っている!!

日本では最近こそまた感染が広がりつつありますが、Go Toイートといった景気促進策もあり、リアルな外食や飲み会がかなり戻ってきたように思います。

その分オンライン飲みの開催が減り、海外在住者としてはちょっと寂しい。コロナ禍の数少ない恩恵なので、この文化は残り続けてほしいなと個人的には考えています。

現地の友人は貴重な存在。でもどうしても埋まらない寂しさはある


何も日本人の友人にこだわらなくても、インドネシア人と交流を深めればいいじゃないか、という意見もあると思います。

実際、会社の同僚の女性社員とは結構仲良くさせてもらっていて、休みの日に近郊の観光地に遊びに行ったり、結婚式に招待してもらったりもしました。

それでも、まだ自分のインドネシア語がおぼつかないこともあり、気の置けない関係にはなっていないのが実情です。また、誤解を恐れず言えば収入も異なるので、一緒に楽しめるものにも限界があると感じています。

日本人の先輩・上司はみんな優しいけど友人とは違う


私の職場には日本人が他に6人いますが、みなさん温かくフランクで、本当に自分は職場の人間関係に恵まれているなと感じます。たまの飲み会も楽しいです。

ただ、プライベートで会うほど仲良くなれるか、と言われるとそこは違うなと。年次が近い人が複数人いればプライベートで遊ぶこともあるかもしれませんが、相手は全員年上・家族持ちの男性社員です。皆さん日本で上司と休日に会いますか?一緒にランチやショッピングを楽しみますか?という話です(笑)


なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、こう書いてみると孤独というのは一人ぼっちだからではなくて、いろいろなコミュニティがあるのに入れない、入りきれないから感じるのかもしれませんね。
なのでこの記事を読まれた方はたまには私に構ってください(笑)

また、今回はネガティブなことばっかり書いてしまいましたが、実は私の心の支えになっているコミュニティもあったりします。そちらについては別記事で紹介します。

※2020/11/22に投稿しました!

それでは、Sampai jumpa lagi!

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