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クリスチャン・ラデフさんによる『この世界の片隅に』レビュー全訳
以下の文章は、英国のクリスチャン・ラデフさんによる『この世界の片隅に』のレビュー全文をきしるなお(twitter:@xylnao)が翻訳したものです。 http://vulturehound.co.uk…
スキャジット・バレー合唱団の悲劇
ニューヨーク・タイムズなど数紙の報道を要約してお伝えします。
米国の西海岸北部ワシントン州シアトルの北にあるスキャジット・バレーの合唱団で、3月10日におこなわれた2時間半の練習に60人が参加しました。3週間後、そのうち45人が新型コロナウイルスに感染し、80代の2人が死亡しました。
3月初旬、100kmほど離れたシアトルでは新型肺炎の死者が出ましたが、スキャジット・バレーで流行は始まっていま
クリスチャン・ラデフさんによる『この世界の片隅に』レビュー全訳
以下の文章は、英国のクリスチャン・ラデフさんによる『この世界の片隅に』のレビュー全文をきしるなお(twitter:@xylnao)が翻訳したものです。
http://vulturehound.co.uk/2016/11/an-ode-to-stolen-moments-in-this-corner-of-the-world-film-review/
奪われた時間たちに捧げる詩〜『この世界の片隅
「どれがおすすめですか」と聞かれて「全部おすすめです」みたいな答えかたは作り手の意気込みとしてとても良くわかる。けど、そこをあえてひとつだけピックアップして特徴や力を入れたところを語ると、そこから対話が生まれる(仮想的なものかもしれないけど)。リップサービスって意外と重要。
他人の考えを知りたければまず自分の考えをていねいに説明するといいと思うんだけど、そういうことができる人は案外少ない。
「わからないところがあったら何でも聞いてください」ではなく
本当に理解をしてもらうことが必要な場合は、ポイントになる箇所について具体的な質問をいくつかぶつけて、最後に「他にわからない点はありますか」と聞くと本当の疑問を引き出すことができる。最初の質問はダミーでもいいくらい。
社交辞令かそうでないかを雰囲気で示すのは困難なので、具体性で示すのが実務的。
どんな理不尽な要求でも断らないことで「信頼してもらってる」と喜んでいる人に、「それ、いいように使われてるだけでしょ」と指摘するのは残酷すぎるだろうか。断るときにははっきり断れるのが信頼関係ってものだと思う。
発言内容がことごとくつまらない人っているんだけど、野暮なのが悪いわけではないのが難しい。
「自分のアイデアはどうせダメだ」みたいに最初から決めてかかってる人を相手にしていて「困ったなあ」と思うことがよくある。いい評価を期待してうまくいかないとショックなのであらかじめ予防線を張ってる、というパターンもあったり面倒だけど、まあ、人間って面倒なものだからしょうがないか。
騙そうとしてくる人への対処法
相手が自分を騙そうとしていることははっきりしているけれど、大人の事情で関係を断ち切れない、といったこともままある。そういう場合でも十分に準備をすれば大丈夫。というわけでそのノウハウを一般論でまとめてみた。
0. 空気を読まない
騙そうとしてくる人は、空気を読んで相手の意図に沿おうとする心理を利用するので、空気を読めば読むほど巻き込まれる。あえて空気を読まずに、自分が騙されないための対処に集中す
クレーム入れるときのテクニックのひとつに「困っているので問題の解決に協力してほしい」という態度を取る、というのがある。もちろん、常に有効とはかぎらない。
仕事がらみだと騙そうとしてくる人をバッサリ切り捨てるというわけにもいかなくて、加減が難しい。そもそも自分を騙してる人に「騙すな」と言っても無駄だし。そういう場合のノウハウをまとめておくと役に立ちそう。自分の。
「労働はクソゲーか」というテーマで文章をまとめようと思っているのだけど、自分がゲーマーではないのでゲーム用語の切れ味がよろしくなくて腐る。
しばらくうろついてようやくnoteのシステムが見えてきた。コンテンツに直接お金が払えるしくみはおもしろい。支払いがPayPalあたりと連動するようになってると購入頻度が激増しそう。クレカ番号を打ち込む手間の抑止力はあなどれない。