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言葉の鎖(詩)

今日はとても大切なことを伝えたい

絶対真理なんだが
分かってないやつが多すぎるから
忘れてしまうやつが多すぎるから
 聞いて欲しい


ぼくはぼくの言葉で作られてるんだってこと

きみはきみの言葉で作られてるんだってこと


だから

ぼくはきみの言葉で作られる必要はないし

きみもぼくの言葉で作られる必要はない


つまり

きみもぼくも誰かの言葉で勇気づけられたとて

言葉の鎖に縛られ生きる必要はないんだよ


それが

たとえどれだけ自分の命より大切な人の言葉だとて


それが

たとえどれだけ自分より偉そうな先生や親や先輩の言葉だとて


それが

たとえ過去の自分が言い放った言葉だとて


それが

たとえ過去の自分を作ってきた全ての細胞の記憶だとて


だから


今とびきり最上級な自分だけの言葉を拾い上げて

その言葉が腐らないうちに
その言葉がホンモノのうちに


今今、この瞬刻に、自分に聞かせるんだよ


もし誰かの言葉に縋りたいなら
その誰かの言葉が自分だけの言葉になるまで噛み砕くんだよ


これは絶対真理なんだよ
分かってないやつが多すぎるから
 書きつけておく


これは絶対真理なんだ
分かってないやつが多すぎるから
 きみも自分の脳裏に焼きつけておいて欲しい


ぼくも忘れないように自分の脳裏に焼き付けているよ




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