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タイムパフォーマンスについて
皆さんは映画を見たりした時に、退屈なシーンを早送りした経験などありますでしょうか??
私は普段タブレットで映画や動画を視聴しているのですが、つまらない!と感じるシーンでは早送りしてしまいます。
また、最近の子供は小さい頃からタブレットやスマートフォンに触れる機会が多いため、映画を最後まで見れない子供が増えているみたいです。
それでは本題になりますが、皆さんはタイムパフォーマンスという言葉をご存知でしょうか?
特に若い世代(Z世代以降)流行っている言葉で、現在あらゆる業種でタイムパフォーマンスを意識した取り組みやコンテンツなどが注目を集めています。
それではコストパフォーマンスについて具体的に紹介します。
コストパフォーマンスとは何か?
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意味としては「かけた時間(タイム)に対する満足度」を指す俗語です。日本語にすると「時間対効果」です。似たような言葉で、費用対効果を意味する「コストパフォーマンス」がありますが、そのコストパフォーマンスから派生した言葉です。また、通称「タイパ」ともいいます。
スマートフォンの普及後、自分の意志で自由に使える時間(可処分時間)を確保するのが難しくなっています。その限られた可処分時間に対する満足度をできるだけ大きくしたい、損をしたくないという意識がZ世代など若い世代を中心に広がり、「タイムパフォーマンス」の概念が登場したのが背景としてあります。
・1時間あたりの満足度:高⇒効率が良い⇒有益
・1時間あたりの満足度:低⇒効率が悪い⇒ムダ
コストパフォーマンスを意識した取り組み
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次はタイムパフォーマンスを意識した取り組みについて、事例をいくつか紹介します。
アルペン
2021年8月、JR新宿駅近くのファッションビルにオープンしたスポーツ用品大手のアルペンが新業態のゴルフ用品専門店「初心者専用ゴルフ5」を見ていこう。
20~30代の若者を新規顧客として取り込むことが狙いで、わかりやすさに重点を置いているのが特徴です。専門的な知識を教えるより、ゴルフをいかに楽しめるようになるまでの最短距離を進めるように取り組んでいます。
TikTok
今や人気SNSとして地位を確率しているTikTokは、短い動画でさまざまなコンテンツを配信できます。
また、配信者は制作時間の短縮、視聴者は短時間で沢山の動画を楽しむことが出来るという、まさに時間対効果の高いSNSです。
Netflix
Netflixは、配信登録制のストリーミングサービスとして利用している方も多いと思います。
近年動画コンテンツにおいて、退屈なシーンは飛ばし、面白いところだけを見るといった傾向が高まりつつあります。
そういった背景を受けてNetflixは、開始6分までに事件を起切る様にストーリーが構成されており、デフォルトだそうです。
Honda ON
2021年10月4日に、Hondaが国内の自動車メーカーで初となるオンラインストアをオープン。
商談や見積もり、査定、契約までの購入手続きをオンライン上で進められるもので、まず新車のサブスクリプションサービスを対象に開始されました。
選択肢が多いと、自らが納得して選択しようとする結果、色々なことを調べるのに時間がかかるので、悩ませない事を徹底しているそうです。
Voicy
日本で初めて誕生した、音声配信メディアであるVoicyの最大の魅力は、ながらで聞ける点です。
特に動画で情報収集をする場合、画面を見ないと内容が入ってこないコンテンツです。一方音声の場合は、リモートワーク・移動中・運転中・お風呂などスマホ・PCを見れない状況の中でも、情報収集をすることが可能になりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。まだ紹介しきれていませんが、タイムパフォーマンスという概念に合わせた企業、サービス、アプリは増加傾向にあります。
しかし、個人的には「費用重視のコスパ」「時間重視のタイパ」について、どちらに力点を置くかということではなく、2つの価値観が両立するような生活に向かうのではないかと推察します。
人によって価値観は異なるので、自分なりにうまく使いこなし、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めていければと思います。
貴重な読者様の支援、本当にありがとうございます!! これからも読者様にとって良質な記事を提供できるように頑張ります✊