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生きたいと願うならば

もう どうしようもないと
全てに絶望し 生きる足を止め
「ああ、もういいか」と
抗うことを止め 全てを受け入れる

ふと 頬に当たる陽の光が
暖かいと感じられた時
訳もなく 涙が込み上げてくるのは
まだ あなたが生きたいと願っている証



おはようございます。

「なんかもう、どうでもいいや」と投げやりな気持ちになることってありますよね。

恋愛上手くいかないし、
仕事できないし、
友達少ないし、
生きがいとかないし、
なんなら今すぐどっかに行っちゃいたいって考えたり。

何もかも全部どうでも良くなると、不思議なもので心も感情もすっからかんになって。

真っ暗な空間をただ見つめているような気分になるけれど。

ふと、雲の切れ間から陽が差して、
自分の顔や体を暖かく包んでくれた時、
儚い笑顔を浮かべられるのではないでしょうか。

こんな自分にも、陽は平等に照らしてくれる。
こんな自分にも、暖かいと感じる心がある。

そう、あなたの心を動かしてくれるものって、何も人だけじゃないんですよね。

いつもと変わらぬ風景や、
頬を掠めて吹く風や、
小鳥たちの囀りや、
陽や月や星の灯り。

あなたの視界に入る自然たちは、
いつでもあなたを変わらずに見守っていてくれる。

声をかけるでもなく、背中を押すわけでもないけれど、
あなたがあなたでいることを見ていてくれる。

物言わぬ存在たちの、命の息吹を感じて、
「ああ、私が考えていたことはなんだったのだろう」と、
心の中に一筋の光が差し込んだのならば、
あなたはきっと「ここから」やり直せるから。

どうか、あなたがあなたであることを、諦めないでいて。

上手くいかない悩みも、
思い通りにいかない苦しみも、
それは全て、あなただけの財産。

なければよかったものなんて、本当は何一つ存在していないってこと、

どうか、忘れないでいて。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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