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「適応」

夜風にあたりながら軽快にランニングをこなす。

外に出られる時間帯がもはや夜しかないのだ。運動不足は避けたいし、外の空気を吸いたいしとなると、あまり自分の体に害がない時間帯に行動するしか他ない。

こんな生活があと1ヶ月も続くのだろう。せめて昼であっても気兼ねなく出かけられるような日が早く来て欲しいと願ってやまないのである。

ただ、それでも少しこの生活に慣れている自分もいたりする。引きこもっているけれど、社会と接続されているから、それほど困ってはいないし、むしろ歓迎して受け入れているこの感覚。

適応力って怖いな。慣れる感覚も恐ろしい。慣れては壊して新しい境地へ走っていこう。


3月もはや中盤戦。あっという間に4月が来るなと思いながら、今日も終わろうとしている。今日は活字不足だ、風呂に入って本を読む準備を始めよう。

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