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マテリアルビッチには戻るまいと思った今日の午後

最近本当に買い物をしなくなった。

好きだった服も、今期は多分1枚も買っていない。よく買っていた雑貨類もあまり購入していない。もちろん生きるために必要な食料品などはちゃんと買っている。


こういったことはほぼ間違いなくコロナの影響ではあるのだが、私はこの影響は非常に好影響だなと捉えている。

要は、それほど物質自体に、興味や執着心が湧かなくなり、最近マテリアルビッチから解放されたのだ。


これまでのことを振り返ると、非常にいろんな物質にお金をつぎ込んできたなと思っている。(メインはほぼほぼ服なのだが)

だが、コロナの影響で外に出なくなった以上、そこに今までの比重をかける必要性がなくなったので、可処分所得が倍以上増加したのだ。今までの服の貯蓄もあるし、そこそこ綺麗で質も良いので、そんなに服には困らない。

皮肉にもコロナのおかげである。


てなことを踏まえると、どうしてここまで服につぎ込んでしまったのかなっていう後悔もちょっと出てくる。まぁ今更後悔しても遅いのだが、少なくともこれからの生活の指針が見いだすことができたので、問題はない。


そのおかげもあって、やはり自ら体験することって大事なのだなと思えるようになってきた。要は物質的な満足感から、体験的な満足感に自分の中ではシフトしたのである。


例えば最近だと、使える資金が増えたので食べ物に使うようにしている。今日とかだと、ホリエモンがプロデュースしている「mashi no mashi Tokyo」にいってきた。

食べてきたのは、「wagyujiro」という一杯1万円もする二郎系ラーメンである。(なんだかお偉いさんが外にいて、今にも入ってきそうだったので、ささっと食べて退出した)

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なんと、あの尾崎牛をふんだんに使った一杯なのだとか。非常に美味しかった。歯がいらないぐらい柔らかくて、肉厚なチャーシュー。製造方法にこだわって作っているという野菜。牛骨で何時間も煮てとったスープ。そしてスタッフさんの見事なパフォーマンスや気遣い。

全てにおいてパーフェクトだった。また機会があれば行きたいなと思っている。(もちろん一杯1万円もするので、気軽にホイホイいける訳ではない・・・)

もちろんこれは、使う対象(服)がなくなったからこそ行けたのである。相変わらず服なんかを買っていれば到底ここには行けない。(少なくとも両方に費やせるお金は持っていない)


何かに使わなくなったからこそ、また違う何かに興味・関心を惹かれ、お金を使う対象の幅が広がる。そうすることで、人生の豊かさも増え、同時に幸福度合いもシフトしていくのだろう。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、beforeコロナには戻れない。所得の獲得にも悩まされるところではあるが、出来るだけ多く稼いで、未来への投資、今一瞬を生きるために投入するように心がけていければなと思っている。


少なくとも、当分しばらくはマテリアルビッチには戻らないと決めた、今日の午後だった。

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