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白新線から見える風景

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すべてに通じる新潟の中心地 新潟駅 白新線から見える風景 第11回

すべてに通じる新潟の中心地 新潟駅 白新線から見える風景 第11回

東新潟を越えると無数の線路に住宅地にひらけた道路、そしてやってくるもう一つの終点駅、新潟駅だ。新潟県民は勿論、県外から新潟に来たことがある人なら誰もが寄ったことがあるのではないだろうか?そんな新潟の中心地、新潟駅を見ていこう。

1.歴史1897年(明治30年) 開業。なお、今の場所と違い、弁天公園付近に建てられた。

1958年(昭和33年) 戦争などをきっかけに移動。後に改築工事がされ現在の駅

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高層マンションと車両基地に囲まれた新潟の玄関口 東新潟駅 白新線から見える風景 第10回

高層マンションと車両基地に囲まれた新潟の玄関口 東新潟駅 白新線から見える風景 第10回

大形駅を越えると今までとうって変わって住宅街などコンクリートの風景が多くなってくる。それもそのはず、新潟の中心地、新潟市中央区に入ってくるからだ。そんな新潟駅に着く前に着くのが高層マンションが連なる場所にある東新潟駅だ。いわば郊外とも呼べる場所にあるこの駅はどんな場所なのだろうか?早速見ていこう。

1.歴史1958年(昭和33年)新潟操車場前仮乗降場(にいがたそうしゃじょうまえ-)として開業

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旧線跡を利用して作られた公園がある駅 大形駅 白新線から見える風景 第9回

旧線跡を利用して作られた公園がある駅 大形駅 白新線から見える風景 第9回

新崎駅を越えるとすぐに阿賀野川を越えることとなる。そして見えてくるのが大形駅だ。この駅にはどんな特徴があって何があるのか。それでは見ていこう。

1.歴史1957年(昭和32年)開業

1998年(平成10年)南口広場が完成

2015年 (平成27年)北口ロータリーを改修。大形バスなどが停まれるようになり現在の姿となる

2.特徴位置 構内MAP

北口ロータリー。2015年に工事が入り現在のよ

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何かと煎餅に縁がある駅? 新崎駅 白新線から見える風景 第8回

何かと煎餅に縁がある駅? 新崎駅 白新線から見える風景 第8回

早通駅を越え、新井郷川を越えた先にあるのが新崎駅となる。ここも一見普通の駅に見えるが果たしてどのような駅なのだろうか?それでは見ていこう。

1.歴史1956年(昭和31年)4月15日 開業

1995年 (平成7年) 工事により駅舎が橋上化され現在の駅舎に

2005年(平成17年)自動改札機が設置される。

2.特徴位置 構内MAP

南口ロータリー。規模としては小さい駅ではあるが豊栄駅と同

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変わったお店がある駅? 早通駅 白新線から見える風景 第7回

変わったお店がある駅? 早通駅 白新線から見える風景 第7回

豊栄駅のその先は田んぼが広がっており鉄橋を越えると住宅地区が見えてくる。この一体は早通と呼ばれその先にある駅は早通駅となる。この駅はどんな駅なのだろうか?では見ていこう。

1.歴史1957年(昭和32年)2月11日 開業。当初は現早通踏切がある場所にあった。

1970年(昭和45年)10月1日 県営団地の建設により現在地へ移転

2005年(平成17年)3月10日 自動改札機の供用を開始

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白新線の中心地 豊栄駅 白新線から見える風景 第6回

白新線の中心地 豊栄駅 白新線から見える風景 第6回

黒山駅を超え福島潟放水路を超えると一際大きい駅が見えてくる。この大きな駅が豊栄駅だ。果たしてここはどんな駅なのだろうか?

1.歴史1952年(昭和27年) 開業。なお当初葛塚駅という名称だった。

1976年(昭和51年)豊栄駅に改名

2006年(平成18年)駅舎を改築し新たに北口が新設。現在の駅舎となる。

2.特徴位置 構内MAP

南口ターミナル。元々小さな駅であった豊栄駅だが周辺地域の

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かつて海へと繋がっていた線路がある駅 黒山駅 白新線から見える風景 第5回

かつて海へと繋がっていた線路がある駅 黒山駅 白新線から見える風景 第5回

佐々木駅を超えると見えてくるのが黒山駅だ。他の駅と比べても明らかに閑散としているこの駅は他の駅にはないある特徴がある。果たしてそれはどんなものなのか?見ていくとしよう。

1.歴史1957年(昭和32年) 開業

1987年(昭和62年)JR東日本の駅となったことで同時にJR貨物と新潟臨海鉄道の貨物連絡運輸が開始。

2006年(平成18年) ICカード「Suica」の利用が可能となる

2.特徴

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聖籠町の小さな玄関口 佐々木駅 白新線から見える風景 第4回

聖籠町の小さな玄関口 佐々木駅 白新線から見える風景 第4回

西新発田駅を超えるとたどり着くのがこの佐々木駅。山小屋のような外壁で規模だけで言うととても小さい駅のようだが、はたしてどのような駅なのか?

1.歴史1952年(昭和27年) 開業

2003年(平成15年)山小屋風の駅舎に改築

2.特徴位置 構内MAP

駅正面からみたターミナル。小さいが下の写真のようなバス専用の駐車スペースが2か所ある。これは敬和学園大学の学生バスが電車通学の生徒を運ぶため

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新発田市のもう一つの玄関口 西新発田駅 白新線からみえる風景 第3回

新発田市のもう一つの玄関口 西新発田駅 白新線からみえる風景 第3回

西新発田駅 その名の通り新発田市から見て西側にある駅だ。新発田駅とはどのように違うのか?そんな西新発田駅を紹介していこう。

1.歴史 1957年 開業 当時はホームの長さが2両分しかなかった。

2000年 新発田寄りに200m移転し、同年構内を複線化

2.特徴位置 構内MAP

西新発田駅のターミナル。そこまでの大きさではないがちょっとした広場が存在する。右側にはイオンモール新発田店があり買

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城下町というイメージから作られた外壁  白新線から見える風景 第2回

城下町というイメージから作られた外壁  白新線から見える風景 第2回

 新発田駅、白新線の終点駅であるこの駅は利用者も多く白新線を支える駅の一つです。その外観から歴史も感じられる新発田駅を紹介していこう。

1.歴史大正元年(1912年)信越線の駅として開業

昭和二十七年(1952年)豊栄駅まで開通したことで白新線の駅としても機能し始める。

昭和四十七年(1972年)現駅舎に改築

平成26年(2014年)外壁を城下町をイメージしたなまこ壁にするなど改装

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白新線から見える風景 第1回 白新線って?

新潟市に住んでる人ならほとんどの人が利用したことがあるであろう白進線。県外から来たという人も利用したことがあるはず。そんな白新線について紹介していこうと思います。

1. 白新線って? まず白新線とは新潟県新潟市中央区にある新潟駅から新潟県新発田市にある新発田駅までを結ぶ東日本旅客鉄道の路線である。

画像の赤い線が白新線である。駅数は10駅。新潟市北区などの市民は車以外で中央区にいくことが困難で

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