よくわからない講演に誘われた話。#2
ジリリリリリリリリリリリリリーーーーーッ
と鳴り響くアラーム音。なにごと?!と思い、さっと顔をあげるとそこには私を誘った人が。
司会なんだなと即座に理解。
どうやら毎回司会らしい。と周りの雰囲気で察し、その人の合図とともにみなが着席をした。一番前の真ん中なので周りの人がどんな感じなのかわからず、私は淡々と講師の声を聴いた。
その場所にいたときには、とにかくいい姿勢を見せたら仕事仲間になれるかも!と思い、私は必死にメモ。
壇上に上がった人はどうやら本を執筆したらしく
「永業って楽しい!」のお題のもと、自身の営業活動についてはきはきとしゃべり始めました。
熱意あふれる塾講師のようだ。一生懸命と本気の違いについて語り、「本気」とは遠慮しない行動なのだそう。今では考えられないような遠慮しない行動を行って仕事を得ていたのです。と自慢そうに話していたのがとても印象的でした。他人と比べず、自分の姿だけみていれば物事上手くいく。というメモが残されていました…
※ちなみに永業というのは営業活動のことです。
このときに、倫理法人会には教本となるものがあることを知りました。講師はその教本のどこかのフレーズが大好きなのだそうです。
メモを取る暇もないぐらい、2時間しゃべりっぱなしの講演で、結果わかったことは講演者がとても営業を頑張った結果素敵な人生を送れているということでした。
その後も、女性のみを集め質問会を実施し、終わりは9時を過ぎていました。
質問会に参加した人は法人会所属の人もいましたが、大半が始めてきたような人でした。わたしは講演終了後、とっさに法人会には入っていないだろう人に声をかけました。
「倫理法人会入りますか?」
とっさの一言でした。とても女性らしいお姉さまというかおばさまというか、その時普通の仕事着で来ていた私が恥ずかしくなるぐらい綺麗な人で、この人は大丈夫かもしれないと恐る恐るしゃべりかけたんです。
答えは「入らないかな…」
私はホッとしました。そして自身の作った商品のポストカードを手渡し、また連絡しますとその場を去りました。
この「同じ人がいた」という安心感は第2の未知なる経験へと進む第一歩となったのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?