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読書は自分を彩る「調味料」だ。

私は特に読書家というわけではない。

月に1冊本を読めば良い方で、それも途中で読むのを止めてしまったり、積読になってしまうのも初中だ。
更に言えば、読んだ本の内容もちゃんと覚えていない。意識低い系の人間である。

そんな私にとって読書というのは「調味料」だ。
自分という名の食材を彩るためのものという位置づけである。

純粋に知識を得たり、作者の考えに共感したり、反対にこういう考え方があるのかと感心したり、その世界観に酔いしれたり。

その本に何が書いてあったかというより、それを読んで自分がどう感じたかを大事にしている。

料理の例えを続けるならば、大事なのはメインのお肉(=私)の味付けなので、それに使う塩や胡椒の生産地(=どんな本を読んだか)は余り気にしてないというか覚えていない。

何なら何の調味料を使ったのかも覚えていない時もある。でも私の場合は、結果お肉が美味しくなるのであればオールオッケーなのだ。

確かに、どの本に何が書いてあったのかを覚えておく事も大事ではあると思うけど、一番大事なのは、その本を読んで自分の思考をアップデートする事、行動に反映させる事ではないかと私は思う。

無駄にお洒落な調味料ばかり買い揃えて、それで料理をした気にならないように気をつけたいものだ。


梨女(@xxnashimexx)


ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。