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司会の仕事中、出番以外は何をしているのか

フリーナレーター・MCの江川みどりです。

「会の進行を司る」と書いて「司会」。

その名の通り司会はあくまでも進行役であり、メインはイベントや登壇者の方、参加者の方です。

今回は、そんな司会の仕事中、その中でも自分の出番ではない時に、私がどんなことをしているのかをお伝えします。

登壇者の話をひたすら聴いている

舞台袖やカメラ外で控えている時は、とにかく登壇者の方のお話を聴いています。
それもただ聞くのではなく、うなずきながら、時には(音を立てないように)小さく拍手をしながら、目を見ながら、視聴者の方と同じ気持ちになってお話を聴いています。

それは、純粋に登壇者の方のお話が面白いのはもちろん、登壇者の方に安心してお話していただきたいと思いがあるからです。

配信イベントの場合、もしかすると登壇者の方の中には、目の前に聞き手がいないと不安に感じられる方がいらっしゃるかもしれません。そんな時、「うなずいて聴いている私が少しでも視界に入れば、お話しやすくなるかも…?」という思いで、応援の気持ちも込めて、とにかく真摯にお話を聴いています。

最悪の事態が起きとき、自分ができる最善の行動とは何かを考えている

イベントはライブなので、いつ何が起きるかわかりません。

登壇者の方の体調が急に悪くなってしまうかもしれない。
配信トラブルで、放送が止まってしまかもしれない。
災害が起きてしまうかもしれない。

上げたらキリがありませんが、全て起こりうることですし、上記の中には実際に私が遭遇した出来事もあります。

そんな時、私ができることは何か。

登壇者の方が一時退出してしまった場合、これまでの話に対しての、自分なりの感想を伝えて場を繋ぐことができるかもしれない。配信ツールのチャットを活用して、参加者の方とコミュニケーションをとることで、その後のイベント内容の充実に活かすことができるかもしれない。

急なトラブルの場合は、視聴者の方を安心させられるアナウンスを用意しておくことで、自分自身も落ち着いた声で伝えられるかもしれない。日頃から電車や施設の館内放送で、聴いていて心地よいと思う言葉選び、声のトーンを覚えておくことで、自分も真似できるかもしれない。

いつも最善の行動を取るのは難しいですが、少しでも意識することで、トラブルに強い司会者になれると思っています。

これからも依頼いただいた方に「お願いしてよかった」と思っていただけるよう、一つ一つのお仕事を大切にしてまいります。

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