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間が悪い

どうも私の間の悪さには定評があるらしい。
早すぎたり、遅すぎたり。そんなのばかりだ。
苛々したり、口が寂しくなると、ふとタバコを吸いたくなる。
吸うようになってから、禁煙と喫煙を繰り返している。
今年の後半になってから、また吸い始めた。
毎日ではないけれど、時々1~3本。本数の問題ではないのかもしれない。
我が家では今は誰も吸わない。父親が結婚前に吸ってた時期があるらしいのと、母方の伯父と祖母が吸っていたのは知っている。伯父にはもう随分と会っていないけれど、多分今も吸っているだろう。

母親曰く「ウチは長生きしない」らしい。特に長生きを望んでもいないし、出来るとも思っていないので、何とも思わない。事実、母方の祖父は50代で亡くなっているし、母親の親戚は自ら命を絶ったと聞いている。
父方のおじいちゃんは兄弟揃って脳出血だったと、先日初めて聞いた。おばあちゃんの養父に至っては、日本が戦争に負けた事によるショック死(それ以前に持病もあったらしい)
そう考えれば、おじいちゃんは84、おばあちゃんは97まで、よく生きたと思える。

両親はほぼ毎晩お酒を飲む。父親は高血圧だの何だの、血液検査で色々引っ掛かっているらしい。母親は逆に低体重だった(今は知らない)
私は血液検査は正常値に戻ったものの、体重が激増しているので、傍から見れば臨月が近い妊婦さんだ。
弟も高血圧で引っ掛かったと言う。血は争えない。だから私は自分の代で途絶えさせるつもりでいるのだけれど。

体力も随分と落ちてきた。やっぱり週6も家の中にいたら必然的に落ちる。家事と言っても、洗濯しかしていない。自室の掃除は思い立った時に急に始めるのだけれど。
世間で言う4連休は、半分出掛けた。終わった今日も通院日なので朝イチで出掛けて今になるけれど、一服して眠ってから帰りたいくらいの疲労だ。
たかが3日連続で出掛けたくらいで、こんなにも疲れる体になってしまった。体力は落ちて、体重は増える。疲れやすいのは誰にでも解る。

話をタバコに戻そう。去年はVAPEを時々吸っていた。ニコチンもタールもない、香り付きの水蒸気。アレは個人的には合わないと思った。香りを吸いたいとは特別思わないから。タバコは鬱に良くない。それでも手が伸びてしまうのは、軽く依存しかけているのだと思う。それか、よほど相手が欲しいか。別に吸えなくても苛々するという事ではまだないけれど、受動喫煙は銘柄によってはプライスレスでありがたいと思ってしまうのは事実。
同時に、特に夜、空気を汚したくないと思うのもまた事実なので、葛藤と言えば葛藤ではある。過食で体重が増えるよりはタバコの方が良いのか?と誘惑がない訳でもないけれど、呼吸をするように喫煙をするようになったら終わりだと思っている。

お酒は飲めない。だったらタバコ、みたいな。
もちろん、誰の前でも吸う訳ではない。弟と母親はニオイに敏感で止めるように言うし、誰かの前なら必ず許可を取る。家族にはバレないように吸うくらいの頭はある。

時々「〇ミリ吸ってる」みたいな自慢コーナーが突如として始まる事があるけれど、あれは無意味。自慢にも何にもならない。強いて言うなら自己紹介の尾びれくらいか。飲酒で例えるなら「〇度の酒飲めるぜ」的な。強いな、うん。それで終わりだ。酔ったらどちらにしても終わりだ。

私は今、一体「どんなキャラクター」でコレを書いているんだろう?悠里でも、斗真でも、優でも、ましてや愛那でもない。アメブロには以前書いた、どれにも当てはまらない「光」というのがいたけれど、それも違う。今は完全に第三者の視線で書いている気がする。自分を自分で見る。等身大の人形でも見ているような、演じながら見ているような、そんな気分でいる。とても他人事のように、でも、1番間近で。フン、と鼻でも笑えないほど無表情な顔をした人形が、手だけ意思を持ったかのように動いている。自分が自分ではない感覚。不思議なものだ。自分なのに、自分を見下ろしている。と言うより、見下している。「愚か者」とでも言わんばかりに。

さぁ、帰って眠ろう。一休みしよう。そうすれば、違う誰かになっているだろうから。

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