フェミニズム⇒ミサンドリーでしんどくなってきた話

最近しんどく感じることがあります。

それはいろんなものが女性蔑視に感じることです。

私は今年28歳になるゆとり世代やミレニアル世代と言われる世代です。

小さい時からなんとなく男子になめられたくないという感じでいた私は、25歳過ぎて結婚できてなかったら売れ残りだと言われたり、漫画やアニメでは女性キャラが常に男性キャラに守られる存在であることにもやもやしていました。

なので昨今の男女平等、ジェンダーレス、多様性を認めるという流れに大乗っかりしています。

そんな自分はフェミニストだと思っていましたが、最近違うんじゃないかと感じ始めていました。

なぜかというと、あらゆるものが女性蔑視に感じるようになっていたからです。

例えば、年下彼氏の年の差カップル特集の次回予告を見たとき、

「こんなの女は若いほうがいいのになぜあえて10歳も20歳も年上の女と付き合っているんだ笑」

という番組を企画している男性達の声が聞こえるようで、馬鹿にされたような気分になり腹が立ちました。

「パッドマン」という映画をご存じでしょうか。

インドで衛生的で安価な生理用品を作った男性の実話に基づいた映画です。

発端は主人公の妻が不衛生な環境で生理をしのいでいるのを見て、

医者から不衛生なゆえに病気になり命を落とすこともあると聞き、

妻の健康を案じて作り始めるという素晴らしい男性の話なのですが、

主人公の男性とその妻はどう見てもめちゃくちゃ年齢が離れていて親子ほどの年齢差に見えました。

女性を救うために素晴らしいことをしている男性だけど、結局こどもでもおかしくないように見える女性と結婚してセックスをしていると思うととても気持ち悪くなりました。

このように腹が立ったり気持ち悪くなっている自分が最近しんどくて

この感じは一体なんなんだと思ったのと同時に「ミソジニー」というワードが頭をよぎりました。

”ミソジニー (英: misogyny) とは、女性や女らしさに対する嫌悪や蔑視の事である。女性嫌悪(じょせいけんお) 、女性蔑視(じょせいべっし)などともいう”

わからないことがあれば秒でググる私はすぐ「ミソジニー」の対義語をググりました。

「ミサンドリー」という初めて聞くワードが出てきました。

ミサンドリーで検索すると、ある記事がヒットしました。↓

自分のことを書かれているのかと思いました。

私は口が立たないので男性を直接言い負かすことはありませんが、常に心の中では嫌悪し、そんな男性に媚びようとする女性も軽蔑してしまっています。

そして、結婚したら”セックスできるお母さん”にされるとどこかで思っています。

28歳にもなると友人の半数程度は結婚し、友人からは旦那さんの話がよく出ます。

「帰ったら旦那が晩ごはん食べてなくておなか減ったって言われた笑

まあでもなんかかわいいんよな」

と話す友人がいました。

その話を聞いて私は内心友人の旦那さんを軽蔑したし、その友人に対しても、まさに”セックスができるお母さん”扱いされてるのに気づかずにかわいいとまで思ってるなんて馬鹿だなと思いました。

私は「付き合う」こと自体、「体のいいセフレ」だと思っていた時期があり、彼氏ができていく友人たちをどこか哀れにすら思ってました。

現在は哀れとは思いませんが、今も心のどこかで「体のいいセフレ」だと思っている気がします。

私には現在12歳上の彼氏がいます。

彼がなぜ私のことを好きというのか、聞くと答えてくれますがなぜかあまり理解できません。

結局「若い女の子」が相手してくれたから、じゃないかと正直思っているからだと思います。

友人やその旦那さんまで馬鹿にし軽蔑する自分もまた男性に「若い」という理由で消費されている気がして苦しくなります。


女性にいろんな人がいるのと同じで、そんな男性ばかりじゃないことはわかっています。

友人の旦那さん達は友人を大事にしてくれていることでしょう。

そんな人ばかりじゃないとわかっていても...と状態になっているので、大塚さんと同様に「すべての男性がそうじゃない」ということを繰り返し自分に刻む必要があります。

パッドマンの主人公の男性は、生理が穢らわしいものとされ生理のことを話すことすらタブーのインドで、周りに狂ったと言われ、理解されない中で生理用品を開発しました。

そんな男性も存在しています。

チョコプラさんのこの動画を見ても、「すべての男性がそうじゃない」と思います。

SNSを見ていると、私と同じように昨今のブームに大乗っかりして私と同じようにしんどくなっている人は少なくないんじゃないかと感じます。

「フェミニズム」とは性差別なくみんなが平等に権利を行使できる社会を目指すものです。

さらに昨今のブームに大乗っかりしているなら「セルフラブ」ということで、自分がしんどいと感じるもの、自分をすり減らすようなものとは距離を置いて、正しい知識で男女平等、ジェンダーレス、多様性を認めていきましょう♥

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