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目標を達成させるためにまず書くべきはコレ「ノート術」+1

ノート術にはいろんな目的や使い方があります。有名なのは思考を整理するノート術である「バレットジャーナル」でしょうか。

ここで紹介するのは思考を整理するのノート術ではなく、前進感を出すためのノート術です。シングルタスクで作業を進め、集中力が上がりやすくなり、進捗を確認しやすくします。

そんな進捗管理ノート術のTipsが溜まってきたので、ここでまとめておきます。書くことが多いので、回数分けして説明します。

日々の前進感が得やすくなるノート術

ぼくが行っているノート術のコンセプトは、日々の備忘録ではなく、日々の前進感を得やすくするノートです。自分が今どこにいて、なにをしているのかを把握し、振り返りでは1日になにをしたかを理解できるようにしています。

なのでノートへの細かいメモはあまりしません。してもいいのですが、メモの入り口を1つにするのは不要だと考えています。というのもアレクサで手軽に音声メモが取れますし、スマホのメモアプリが使いやすいですから、すべてをアナログにまとめるのは不便でしょう。

僕が大事にしているのは、今日に集中し、今日をやりきれる感覚を掴むこと。

今日やることを3つに絞る

1日の計画を建てるときは、今日やりたいタスクを3つに絞って書き出します。3つに絞れない場合は、「この3つさえできれば今日はOK!」なタスクを考えてみましょう。

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3つのタスクを書き出すとわかりますが、3つだけならカンタンだと思いきや達成できない日がチラホラ出てきます。タスクを3つに絞ることで、自分の時間の使い方やバッファの重要性に気づきやすい効果があるのです。

3つのタスクが定まったら、次はその3つのタスクを選んだ理由を書いてみましょう。「自分にとってなぜ重要なのか?」です。これはリフレーミングの練習になります。リフレーミングとは、物事の捉え方を変える技術のことで、そのタスクを行う目的を自分なりに再定義できれば、タスクへの向き合い方も変わってきます。

次に3つのタスクが達成する間に起こる障害とその対策を書き込んでおきます。障害と対策を考え始めると、今日のイメージトレーニングが行えるようになります。自分が3つのタスクを行っている姿をイメージできなければ、障害は思い浮かびませんし、そのための対策も練られません。このイメージトレーニングは、5感を使いつつやると効果的です。

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フローにするとこんな感じ。

1.3つのゴールを決める
2.3つのゴールの重要性を考える
3.3つのゴールの障害を考える
4.3つのゴールの障害への対策を考える

3つのルールとWOOPをかけ合わせる

1日にやることを3つに絞る理由は、メンタリストDaiGoさんやパレオな男さん、勝間和代さんも提唱しているやり方だからです。彼らのような生産性の高い方が、1日にやることを3つから5つに限定しているのは学ぶべき点です。

パレオさんの著書、「ヤバイ集中力」にも書かれていましたが、人はやることが増えれば増えるほど生産性は低下していきます。大事なのは、ズラーッと並んだtodoリストをすべて終わらせるスキルではなく、大事なタスクを見極めるスキルが重要になるわけです。

そして3つのタスクが決まったら行うフローは、WOOPと呼ばれる目標達成フレームワークです。「ゴール、重要性、障害、対策」を決めるだけで、目標の達成率が数倍に跳ね上がるらしいので、手軽なわりに強力なフレームワークです。

サクッと書き上げられるので、これは使わない手はないでしょう。

使ってみよう!

ノート術でもライフハック術でも、知っているだけでなく使って初めて効果を発揮します。ですから、実際にアクションへ移すのが大事。今回紹介した3つのwoopは、アナログのノートだけでなくデジタルなメモ帳でもカンタンに行えます。

朝起きてから予定をなんとなく決めているのであれば、ぜひ1度試してみてください。

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PDFも置いておきます〜。



読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。