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【夏の新刊】 2023年8月15日発売 久喜ようた『豚の慟哭』

TRASHBOOKS(神奈川県厚木市、代表:杉本健太郎)は、画家・久喜ようたの石垣島での生活をめぐる初エッセイ『豚の慟哭』を2023年8月15日に電子出版で刊行いたします。
https://trashbooks.base.shop/


【「食」と「生と死」を鋭敏な感性で捉える新感覚エッセイ】
本作は石垣島滞在中に画家・久喜ようたが体験したある日の出来事の記録です。「この前ハヤシくんと屠殺した豚のカレーを作ったんだよ」。カロライナの肉屋の一言が著者をある事件に巻き込みます。石垣島の人びととの暮らしを観光客でも島民でもない画家の視点から「人生をちゃんと生きてちゃんと死ぬこと」のリアルを真正面から問いかける著者渾身の初書き下ろしエッセイです。

【目次】
久喜ようた生活マップ/ピッピとケーキ/ハヤシさんと写真機/お昼のヤギ会/クニちゃんとお魚/ニクヤさんと屠殺/誰かん家のご飯の匂い/夕ご飯の死刑執行人/カチカチに凍った謎の茶色い物体/死刑囚最後の晩餐/豚のカレー/唾の水溜まり/晩餐後のファミリーマート/カロライナの肉屋/イケちゃんと日常
【解説】
豚カレーの死刑執行という「生命の獲得」(マザー・テラサワ)

【推薦コメント】
〝カレー味のう○こ〟と〝う○こ味のカレー〟幼少期から永遠に語り継がれている都市伝説最終問題。この言葉には出来ても凡そ生きている間に体現することは無い筈の現実をこの書は気軽にまざまざと体現させてくる。そして、カレーはギロチンや電気椅子に並ぶ死刑具である…(cali≠gari 桜井青)

【著者プロフィール】
久喜ようた(くき・ようた)
12月7日千葉県生まれ。性自認はノンバイナリージェンダー。性自認と発達障害に幼少期から世間との違和感を持ちながら二元論に捉われない絵を描く。ライブドローイングで「日常の瞬間を記録する」「アートは敷居が高いという考えをなくしアートをもっと身近に」をテーマに創作活動を続けている。2022年 詩画集「石垣島、夢を見る島の真裏で。」(社会評論社)


【書誌情報】
『豚の慟哭』久喜ようた 著
発売年月:2023年8月
提供形式:PDF版(スマートフォン表示に最適化したPDFファイル:本文247頁)/Amazon Kindle版
定価:1000円(税込)
発行元:TRASHBOOKS
https://trashbooks.base.shop/
〒243−0018 神奈川県厚木市中町2丁目14番7号昌栄プラザ6−B/℡:090−1805−0949


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