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ダメ人間の選択

こんにちは
18歳頃から「明日になったら本気を出す」と言い続けて、気が付いたら40歳になっていたダメ人間です。

今回は思い出話をつらつら書いていきます。

「選択」
と聞いて思い付くのは、30歳の時に夢を諦めて福祉業界に入った時の事ですね。
あれは1万5000円するキングギドラのフィギュアを購入した時ぐらい人生で大きな決断だったと思います。
当時は大手レンタルビデオ店でアルバイト(10年目)をしており、福祉のフの字も知りませんでしたし、そもそも興味もありませんでした。
何故、そこに行く選択をしたかというと、
「ダメ人間の自己紹介① 〜経歴編〜」
https://note.com/xningen_440/n/n4119576ae435
にも少し書きましたが、バイト先にいた障害者雇用のスタッフです。
彼について、詳しくは
「ダメ人間と対人関係論①」
https://note.com/xningen_440/n/n52c609528da8
に書いてあります。

もちろん不安はありましたよ。
障害者福祉に関して知識もないし、どんな事をするのかもわからないし、そもそも自分に努まるのかどうかも不透明。
年齢も30を超えた辺りで不安しかない絶望的な状況でした。
まぁ結果的には難なくこなしてしまい、先輩方ゴボウ抜きで主任まで行った訳ですが、あそこで決断をしていなかったら?
ダメ人間の人生は大きく変わっていたと思います。
名前の通り、ガチのダメ人間になっていた事でしょう。
彼女(現嫁)には逃げられ、そうなれば当然ながら娘も存在しません。
先日、私が働いていた某レンタルビデオ店も時代の荒波に揉まれて閉店したので、仕事自体がなくなっていたかも……。
そう考えるとゾッとしますが、あの時の選択から人生は明らかに好転しました。
まず一番大きいのは結婚して娘が生まれた事です。
生まれてきた我が子を初めて抱っこしたのがうちの母と言うアクシデントもありましたが、ダメ人間が父親になりました。
そこからマンションを買ったり、新しい仲間が増えたり、知識や経験を積み重ね、遅れ馳せながら30代にして様々なコト、モノを得る事が出来ました。
人はその時々のライフステージで得る「役割」で成長すると言いますが、正に「父親」という役割と責任を得た事が大きかったと思います。
何が変わったか?
パッとは思いつきませんし、もしかしたら本当は何も変わってないんじゃないか?と一瞬不安になったりもしましたが、あの時の選択があったおかげで今の自分がいると考えると、人生を左右する選択だったと思います。

さて、今年で40代に突入した訳ですが、どんな事が待っているのか?
男、前厄、ダメ人間、楽しみたいと思います。


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