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【聖杯戦争候補作】Eye of the Beholder

燃え盛る炎から、巨大な怪物が産み落とされる。かつて世界を滅ぼした神が。ああ、なんと、素晴らしい。

「ホラホラ、化物が動きはじめたぞ。お前がこいつの産みの親ってわけさ」

ざまあみろ。救世主ヅラして、お前は怪物を世に放したのだ。なにが救済だ。なにが愛だ。くたばっちまえ。くそくらえ。弟と同じことをいいやがって。来世も再生もありはしない。世界は滅び、人間は簡単に死ぬ。死ねば終わりだ。それまでに何をするかだ。

「貴様をひきむしって、はずかしめてやる。その上でこいつをくれてやろう。お供もつけてやる」

やりたいことがあれば、やればいい。したい放題にしてこそ、生きがいがあるってものだ。喰らい、飲み、まぐわい、殺し、犯し、奪い、破壊しろ。わかるぞ、お前も呪われた種族、人間の女だ。感情のままに振る舞い、全部ぶち壊せ。それこそ救いだ。俺がやりたかったことを全部やっちまえ。

「みんな清浄の地とやらへ連れていくがいい。腐った土地も、土民共も、みんなくれてやる。全部背負って這いずり回って、世界を救ってみせろ!」

弱い雨の降る午後。とある高層ビルの屋上。

「ヒヒ…イヒヒヒ……ハハハ……」

見滝原の風景を見下ろし、男が両腕を広げて笑っている。よだれを垂らし、心底嬉しくて楽しくてたまらない、というように。彼は、本来この世界の人間ではない。その世界の基準からすれば、ここは……。

「いやはや、素晴らしい。イイ世界だ。楽園だな、ここは」

目も眩むほど高度な文明社会。立ち並ぶ家屋や高層建築。平和を満喫する穏やかな住民。飢渇も闘争も死体もない。空気も水も大地も植物も、驚くほどに清浄。食糧は豊富にあり、残飯すら有り余るほどだという。来世がこんなに素晴らしいとは、弟もびっくりするだろう。千年前に滅んだという、伝説の「旧世界」さながらだ。というより、ここはまさに「旧世界」、あるいはそれを模した世界であるらしい。

「これが戦場か! ここで、俺の大好きな殺し合いが始まるとは。俺がその参加者だとは。神がいるとすれば、随分慈悲深いことだなァ!」

哄笑する男の背後から、うんざりしたような声がかけられる。
「いい気になってんな、てめー」
男は首を斜め後ろに倒し、満面の笑みを浮かべて答える。
「いかにも。俺は今、最高にいい気分だ。歌でもひとつ歌いたいようないい気分だ、マスター」

十数分前。ボロアパートの一室で、二人の男が対峙している。
片方の男の手には、奇妙な宝石。もう片方の男は、奇妙な兜を被り、縞模様の戦衣と甲冑を纏っている。腰には剣。兜にも戦衣の胸にも、大きな一つ目。

「……おめーが、おれの……『サーヴァント』ってやつか」
宝石を持つ……年の頃三十台半ばと思われる、目つきの甚だ悪い男が、兜を被った男に尋ねる。兜の男は、一つ目を模したバイザーを上げ、せせら笑う。その顔は少年のようでもあり、青年や壮年のようでも、年寄りのようでもある。互いに、どこか……自分と似た雰囲気、似たにおいを感じる。悪くはない。いや―――『悪い』。クソ外道のにおい。便所のネズミもゲロを吐くような、ドス黒い、ドブ川の腐ったようなにおい。己の快楽のために生きる虚無主義者のにおい。

「さよう。俺が従僕になるとは、意外なことだがなぁ。主人が女ならよかったが……ははは」
「へッ。おれは『片桐安十郎』。『アンジェロ』って呼んでもいいぜ。いや、『マスター』って呼ばせりゃあいいんだな」
「さよう。マスター・アンジェロ殿」

アンジェロは鼻を鳴らす。人を食った野郎だ、というのが、次に持った印象。殺し合いには乗り気そうだが、言うことはあまり聞いてくれそうにない。単独行動を好み、仲間を作らない彼にとって、見知らぬ他人と協調して戦うというのは面倒な話だ。だが、そうせねばならんというなら、仕方ない。女や美少年なら、無理やり犯してやったところだが、生憎こいつは趣味ではない。そんなことに令呪を使うのもバカバカしい。

「じゃあ、おめーのクラス名と、真名ってのを名乗りな。おめーが手下として使える奴かどーか、確認しねーとなァー」
指さされ、ヒヒ、と兜の男が笑い、名乗る。
「俺のクラスは『アサシン(暗殺者)』。真名は『ナムリス』だ。……くくっ、暗殺者か。そうといやあ、そうだなあ」
「いつの時代の、どんな野郎だ」
「土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の皇帝様だ。知らぬかな」
「……知らねえな」

彼の知識にある限り、歴史上にそんな国もなく、そんな皇帝もいない。アサシン・ナムリスは少し首を傾げ、腕組みして言った。
「ふむ。俺に与えられた知識と、マスターの記憶を少し覗いた限り……どうも俺は、この世界よりは遥かな未来から来たらしい」
「イカれてんのか」
「然り。気が触れた皇帝だ。俺は弟に実権を奪われて百年、ついに弟を殺して実権を奪い、而して帝国を滅亡に追いやったのだ!」

アンジェロはしばらくアサシンの瞳を観察し、舌打ちした。確かに狂っている。が、それだけではない。知性と理性のひらめき、虚無の闇、そして王の器が見える。信じ難いが、この狂人は本当に皇帝であったようだ。直感的に分かる。

アンジェロが畳に座り、問う。
「で……おめーにゃあ何ができる。アサシン。言ってみな」
アサシンは立ったまま、腰の剣の柄に手をあて、ニヤニヤと嗤う。
「戦える。お前にはできまい」
「できるさ。おれにゃあ、既に従僕はいるんだよ。『スタンド』……ってんだが」

アンジェロが指を鳴らすと、畳から何かが這い出して来た。アンジェロの体を這い上がり、肩にとまる。
「名付けて『水の首かざり(アクア・ネックレス)』。水と同化し、敵の体内に潜り込み、操ったり殺したり出来る。殴られても斬られても焼かれても効かねえ。パワーはねえから、狭いとこに封じ込められるとヤバイが……」
「ほう。面白いな。俺にも従僕がいる」

アサシンが指を鳴らすと、その背後にゴリラのような大男が出現した。棍棒を握り、ズボンを穿き、一つ目のついた布で顔を覆っている。
「『ヒドラ兵』だ。知能は低いが凶暴で怪力。負傷は自己修復し、頭を破壊されねば死なぬ。一体だけではなく、何体も動かせるぞ」
「サーヴァントがサーヴァント(従僕)持ってるってのは、ややこしいな」
「あと、生前は俺も肉体をヒドラ化していてな。やはり頭を破壊されねば死なん。そればかりではないぞ」

アサシンは右手を差し出す。その掌の上に、目玉のついた黒い立方体が乗っている。
「…………なんだ、こりゃあ」
「俺の宝具、『シュワの墓所(クリプト・オブ・シュワ)』だ。はは、こんなに小さくなるとはな。城塞ほどに大きくもなるが、目立つか」
立方体の目玉がぎろりと動き、アクア・ネックレスを睨む。ジュッ、と音がして、熱線が貫通した。
「うおおッ!?」

アンジェロはビビるが、アクア・ネックレスは無傷だ。
「なるほど、効かんな。英霊には効くだろうが……」
「てめー、なにしやがるッ!?」
「試し撃ちだ。さて、ではそろそろ様子見に行くか。戦が始まるまで、じっとしておってもしょうがない」

アサシンの発言に、アンジェロは眉根を寄せる。
「おいおい。おれは部屋でじっとしてるぜ。おめーだけで行って来な」
「案内ぐらいしてくれてもよかろう。知識こそ吹き込まれたが、俺はこの世界に不慣れでな」
「おれだって、この街についちゃあ詳しくねーぜ」
「はは。では共に観光しようか、マスター。土地勘を掴むには、まずは上から見下ろして見ねばなあ」

そんなこんなで、無理やり高層ビルの屋上まで連れて来られたアンジェロは、頬杖を突いてアサシンの後ろ姿を見やる。

ったく、なんなんだ。気がついたら岩から解放されてて、見も知らねえ街にいて、聖杯戦争だと? 有り難えっちゃあそうだが、どうも胡散臭え。しかもなんだ、サーヴァントってスタンドみてえなもんを勝手に与えられて? そいつらをたった七匹狩るだけで、なんでも願いの叶う聖杯ができちまうだと? それを持って元の世界へ還れるなら文句は言わねえが、そうじゃあねえらしい。聖杯に帰還を願えば還れるが、それもつまらねえか。

おれの望みは、ただあのクソ岩から出たかっただけだ。もう叶っちまってるぜ。あとはまあ、自由気ままに好き放題やりてえぐらいなもんだ。そこんとこは、あのナムリスとかいうイカれ皇帝野郎と同じだが―――あいつは『戦いがしたい』と来やがる。そこは違う。おれは『殺人や強姦がしてえ』んだ。格闘マニアや戦争狂じゃあねえ。弱い奴や間抜けな奴、いい気になってる奴を、一方的にいたぶっていい気になりてえだけだ。

ま、いいや。参加者が何十人いるんだか知らねえが、とにかく生き残って、殺して勝ち残りゃあいいんだ。聖杯をゲットしてアサシンを強化し、さらに大勢を殺しゃあ済む。あいつの宝具ってのを活用するにゃあ必要だろう。そこらへんの一般人を捕まえて生贄にしてもいい。おれのスタンドは……とっ捕まっちまうとまた酷え目に遭うから、切り札としてしまっとこう。戦闘や情報収集はアサシンにもできる。あとは、そうだな、あいつがやられちまった時のために、代わりになりそうなサーヴァントでも見つけとくか。

「――――おし、そんじゃあ行くか、アサシン」

【クラス】
アサシン

【真名】
ナムリス@風の谷のナウシカ(漫画版)

【パラメーター】
筋力C 耐久B+ 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具A

【属性】
混沌・悪

【クラス別スキル】
気配遮断:C
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。皇弟ミラルパを暗殺したことで「アサシン」として登録されたために獲得。

【保有スキル】
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できる。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。Aランク以上の皇帝特権は、肉体面での負荷(神性など)すら獲得が可能。曲がりなりにも神聖皇帝(皇兄)として100年も在位した。

自己改造:B
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる適正。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。旧世界の超科学技術が産み出した人造生物「ヒドラ」の肉体を度重なる手術で移植し、ほぼ不老不死の肉体を獲得した逸話によるスキル。青年のように若々しく、頑健で、高い身体能力を持つ。毒物が効かず、負傷しても自己修復し、頭部を破壊されない限り死なないが、苦痛は感じる。生前は肉体維持のため定期的に特殊な薬物を摂取する必要があったが、英霊化したので免除されている。

反骨の相:EX
生粋のトリックスター。あらゆる権威を否定し嘲笑う無法者。何者にも従わず、己の欲することを行う虚無の道化。カリスマや皇帝特権等、権力関係のスキルを無効化し、逆に弾き返す。令呪についても具体的な命令であれ決定的な強制力になりえない。このクラスになると「精神異常」も含まれ、虚言癖あるいは典型的なサイコパスとなる。契約と禁忌に理解を示さず、平然と誓いを踏み躙ることができる精神性を持つ。他人の痛みを感じず、周囲の空気を読んだ上であえて読まない。精神的なスーパーアーマー能力。

【宝具】
『シュワの墓所(クリプト・オブ・シュワ)』
ランク:A 種別:対星/人理宝具 レンジ:- 最大捕捉:-

歴代土鬼(ドルク)王朝の聖都シュワの中心部にある旧世界の遺跡。黒く四角い建築物で、超硬質かつ自己修復する外壁に守られ、門の上の目からは熱線を、十字型の銃眼からは破壊光線を放つ。外壁は並大抵の攻撃では破壊できず、破壊光線は巨神兵の肉体にも重傷を与えうる。内部には科学者たちが住み、中枢部にある生体機械「墓所の主」から提供される旧世界の情報を研究している。彼らは歴代の王と契約を結び、協力者である限りは技術を提供して来た。ただし外部の権力には従わず、相手の武装解除を交渉条件とする。ナムリスは皇帝であるためこの墓所の技術を利用でき、ヒドラの量産や肉体改造、巨神兵の養育を行った。ゆえに彼の宝具として登録されている。
本来は巨大な城塞並みの大きさを持つが、魔力消費を抑えるため掌サイズにまで縮小可能。これを所有することは、スキル「蔵知の司書」をAランクで持つに等しい。外壁をシールドとして呼び出せるほか、魔力を消費することで「ヒドラ兵」を複数召喚出来る。霊脈や聖杯級の大魔力があれば「王蟲の群れ」や「巨大粘菌」「巨神兵」とかも召喚できるかも知れない。なおアサシンが消滅しても、この宝具は消滅せず、次の主を求める。「墓所の主」の最終目的は、文字通り「世界(地球環境)の浄化」である。

【Weapon】
『神聖皇帝の剣』
両刃の直剣。たぶん強化セラミック製。

『神聖皇帝の兜』
脳とアイカメラを直結させ、全方位を見渡せる特殊な兜。文字通り「後ろにも目がついて」いて、不意打ちなどを防ぐ。

『ヒドラ兵』
不死身の人造人間。腕が長いゴリラのような体型をしており、皮膚はサボテンのようで首がなく、頭には小さな赤い三つの目が三角形を形作っている。顔面に食い込む様に頑丈に作られた面甲と、一つ目の紋章が入った面布、ズボンを着用する。知能は低く凶暴で怪力を持ち、棍棒や大剣を振るって戦う。身体に大きな損傷を受けても、頭部を破壊されなければ再生する。先代神聖皇帝が建国の際に使役し、以後は使用が禁じられていた。だがナムリスは秘密裏に量産と調教を進め、12体を率いて出陣した。宝具『シュワの墓所』から召喚可能。

【人物背景】
宮崎駿の漫画版『風の谷のナウシカ』に登場する人物。土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の神聖皇帝(皇兄)。100歳を超える老人だが、数十度に渡る肉体移植によりほぼ不死身の肉体を得ており、外見は青年のように若々しい。身体能力は高く、剣術にも長ける。先代の初代神聖皇帝が崩御した後、皇弟ミラルパと共に帝位を継いだが、超常の力を持たないため弟により実権を奪われ、軟禁状態に置かれた。このため冷酷で狂気に満ちた性格となり、自他の生命に拘泥せず、「血をたぎらせずに一生を終える」ことだけを恐れるようになる。無神論者で、面白い奴や有能な人間は好き。

弟が対トルメキア戦役の前線視察に赴いている隙に、旧世界の超科学遺跡「シュワの墓所」を掌握、治療のため帰還した弟を殺して実権を奪還する。
父が使役していたヒドラを率い、弟が統治に利用していた僧会を粛清、自ら出陣してトルメキア王女クシャナを捕縛、政略結婚を迫る。さらに飛行戦艦と巨神兵を引き連れてトルメキアへ侵攻しようとするが、諸侯を離反させ戦艦に乗り込んできたナウシカと戦闘。これを追い詰めるも、覚醒した巨神兵とクシャナに体を引きちぎられ無力化。「墓所の主」の存在を明かした後、頭部は腐海へ落ちていった。戦艦に残った死骸は土鬼の長老たちに死亡確認され、神聖皇帝の支配は終わりを告げた。セイバーなどの適性もあるが、今回はアサシンとして現界。

【サーヴァントとしての願い】
戦を楽しむ。聖杯そのものはどうでもいいが、獲れるものはもらう。

【方針】
この世界を楽しみ、自他の戦いぶりを面白がる。聖杯を集めて宝具や自己を強化し、優勝を狙う。

【把握手段】
漫画版『風の谷のナウシカ』全7巻。ナムリスの出番は5巻から7巻まで。アニメ版には登場しない。

【マスター】
片桐安十郎@ダイヤモンドは砕けない

【Weapon・能力・技能】
『水の首かざり(アクア・ネックレス)』
破壊力、スピード、精密動作性:C 射程距離、持続力:A 成長性:E

水分を媒体として実体を持つ遠隔操作型スタンド。ビジョンは全身に目玉模様を持つ不気味な人型。サイズは同化した水分の体積によって変わり、熱せられて水蒸気になってもダメージを受けることなく空中を行動可能。物理的な攻撃は効かない。形状や色彩を自在に変化させられ、相手の体内に侵入して内側から攻撃、即死させる。また侵入した相手を意のままに操ることも出来る。ハマってしまうと恐ろしいスタンドだが、弱点は直接的なパワーやスピードに乏しく、物質を透過できないこと。スタンドを解除して消すこともできない。そのためスタンドを密閉容器に封じ込まれると、自力で破壊して脱出することすらできず、本体もその場から動けなくなってしまう。

【人物背景】
『ジョジョの奇妙な冒険』第四部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するスタンド使い。CV:浜田賢二。1964年杜王町生まれの34歳(1999年当時)。通称「アンジェロ」。日本犯罪史上最低の殺人鬼で、あらゆる犯罪を犯し、人生の大半を獄中で過ごして来た男。IQ160と知能は高く狡猾だが、衝動的に犯行に走るサイコパス。心の底から犯罪行為が好きで、息をするように強盗や殺人、強姦(少年含む)を行う。いい気になってる奴が大嫌いで、執念深く追い詰めて必ず殺す。いい気になってる奴が絶望の淵に足を突っ込むのを見ると気分が晴れ、予想したことがそのとおりハマってくれると腹の底から笑いが込みあげて来て幸せな気持ちになれる。

【ロール】
チンケな下層労働者。ボロアパートに住み、牛乳配達などのアルバイトをしながら食いつないでいる。独身。記憶が戻ってスタンドも出せるようになったので、これからは窃盗や強盗で稼いでもいい。無論、バレないように。

【マスターとしての願い】
現世への帰還。大金持ちとかになれるっつうんならそれでもいい。

【方針】
生き残り、慎重に行動しつつ帰還方法を探る。自分の正体を知っている奴は消す。手を組める奴とは組む。

【把握手段・参戦時期】
単行本29巻。「アンジェロ岩」にされた後。

◆◆◆

ここからは「天国聖杯」に投下した作品だ。ルールとかは文字リンク先のアットウィキをみろ。ナムリスは中二病めいてるが、ナウシカでは一番わかりやすい悪党で、おれはすきだ。クシャナとの関係もなんかいい。別の鯖のマスターとして構想してたが筆が乗らず、こいつ自身をサーヴァントにしたらうまくいった。とても楽しそうでこっちも笑顔になる。

マスターはみんなご存知のアンジェロだ。天国聖杯はジョジョとまどマギをクロスさせるのがテーマの一つらしく、せっかくなのでジョジョキャラを出した。ジョジョはおれの血肉に流れてるので書きやすい。アンジェロはあくまで平和な社会に潜む凶悪犯罪者であり、戦場で立ち回るタイプじゃあないが、狡猾なのでいろいろアドバンテージはとれる。でも根が完全にサンシタだからDKKを溜めすぎてどこかでオタッシャするだろう。二人を足すとデスドレインにちょっと似てるな。あいつはどっか別の亜種聖杯で見た。

【続く】

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