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◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ63◆

おれだ。溜まったのでやる。逆噴射小説大賞2019の影響で、note海には急激にパルプ小説の冒頭800字が増えまくっている。しかし連載化することは遥かに難しく、完結まで持っていくことはさらに困難だ。おれも前回21発も撃ったものの、続けたのは7発に過ぎず、それぞれも合計5000字かそこら書いただけだ。一次創作筋肉は日々鍛えないと衰える。日々やってるやつはとてもえらい。ここにとりあげるのは応募作以外だ。

前回はここだ。

さて、いつものやつだ。さくさくやろう。

◆寿◆

一発目。ニンジャの……ウキヨエ!

ニンジャスレイヤーの二次創作ウキヨエ集だ。コトブキ=サンがとてもスキなようでいろんなコトブキ=サンがどんどん出て来る。大熊猫らスズ黄色の面々に、マスラダやフィルギアらもいるなと思ってスクロールして行くと、おまえは唐突なアサヤモを食らって尊さのあまりしぬ。そして時々挟まれるフジキドがおかしみを感じて味わい深い。

◆文◆

二発目。ノベル&コミック

なんか見つけた。同人活動で漫画と小説の合同誌を出したところ、「小説は読まないから漫画だけ分けて欲しい」という無礼なマシュマロが飛んできたという。実際漫画は小説より読みやすく、絵によって強烈なイメジを直接叩きつけることができるのでつよい。文字が読めない者ですら漫画を見て楽しむことが可能だ。小説も、ことにラノベ海だと絵師がすごければ結構売れ、コミカライズやアニメ化もトントン拍子だ。小説は誰にでも書けるとか言って漫画家や絵師より小説家を下に見る連中すらいる。同人海ばかりでなく、一般の出版海ですらそうだという。冗談ではない。おれも絵が描けないのでパルプ小説らしきものを書いたりして蠢き、PicrewやUnsplashのパワを借りてはいるが、文章のちからをばかにしてはいけない。小説は人間の想像力と思考力をかきたてる偉大なエンタテインメントだ。そんなに漫画が読みたければ小説を読んでイメジをDIYしろ。いま逆噴射小説大賞が開催中なので、誰にでも書けると言ってるやつは全員800字書いて応募しろ。

◆風◆

三発目。山田風太郎はニンジャ。

そういうわけで「推薦図書」のハッシュタグを漁ってみたら、皆様御存知のやつが出て来たので取り上げてみる。山田風太郎は現代のニンジャ・パルプ小説や能力バトルものの始祖みたいなヤバイ級パルピストで、歴史ものや探偵ものでも定評があるが、この「人間臨終図巻」は最高傑作だと五木寛之も書いている。山風小説を読んだことがなくても親の本棚にあったりしないだろうか。古今東西の偉人変人奇人凡人の臨終の様子と言葉が書き綴られており、これから死ぬやつやパルプスリンガーにはネタの宝庫だ。人が死ぬときの言葉は聞く価値があるとコトワザにある。読んだり読み返したりしろ。

◆望◆

四発目。勲一等旭日note大綬章

いつもの人だ。noteの実績バッジを全部獲得したという。スゴイ!おれはいまのところ仕事依頼・購入・サポートした/された数・一週間で最もスキをもらった記事が灰色だ(サポートは数回されているが、した/された数は10以上ないともらえない)。ついたスキの最高数は「悪党の対歌」の41で、50や100なんて雲の上だ。おれは有名ライターでもなければバーター互助会に参加してもいない。バッジも後からいろいろ追加されていて、全部狙うとなるときついが、いくつかは普通にやってれば貰える。貰ったからってカネが貰えるわけでもないので、まあマイペースに続けて行こう。数にこだわりすぎると精神が虚無の暗黒に飲まれてゴクリになる。いとしいしと……。

◆血◆

五発目。脳みそクレンジング

noteの偉い人からのお達しだ。「血液クレンジング」「EM菌」「ホメオパシー」といったワードで検索すると警告文が出るようにカイゼンされたという。こうしたニセ医療海では瀉血とかも流行っているそうで、ルネサンス期にタイムスリップしたような感を覚える。まあ信じているやつは警告文が出ようが無視すると思うが、自分がやって死ぬならまだしも反ワクチン運動のように他人や人類の生存を脅かすFEIKU-NEWSもあるから始末に負えない。パルプ小説のネタになりそうなことを現実でやるな。おまえもFEIKU-NEWSにだまされないよう気をつけろ。おれも気をつける。

◆☆◆

六発目(二連発)。オヒガンの星

なんか見つけた。パルプスリンガーでニンジャヘッズの人が、自己紹介をしながらニンジャスレイヤーとかについて考察しているようだ。おれもヘッズになってから随分人生が、というと大げさだが、文体や考え方は変わり、いろいろやることも増えた。ニンジャスレイヤーという作品がいろんなところに根や触手を伸ばしているせいもある。「彼岸の星」を見せてくれたキャラの「その先が見たい、だから書く」というのは、おれにもわかる気がする。

第三部でフジキドがアマクダリを滅ぼし、世界統一政府の夢は潰えた。第四部AOMで描かれているのは、国家消滅後に暗黒メガコーポや宗教組織、強大なニンジャがしのぎを削る混沌の世だ。日本史での末法到来から千年経っても千年王国は来たらず、地域を支配する大中小の権力が資源や人間を囲い込み、小競り合いを続けている。いずれカツ・ワンソーが降臨してすべてを洗い流すのか、ヨロシサン星人が来てロブスターの世が来るのか。気が早い話だが第五部があるとして、そこでは何が描かれるのだろうか。ニンジャスレイヤーはミサイルに乗って空を飛び、ロケットに乗って月へ飛び、ついにはオヒガンの星、キンカクを目指すのだろうか。備えよう。

◆I live my life for the stars that shine◆

◆Tonight, I'm a rock 'n' roll star◆

今は以上だ。また溜まったらやる。

【ひとまずおわり】

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