世界遺産・百舌鳥古墳群 特別公開イベントで、古墳に登ってきました!
知り合いに誘われて、日曜日に古墳めぐりをしてきました。場所は、堺市の大仙公園のまわり。有名な大仙古墳(通称:仁徳天皇陵)のまわりの、小さな古墳を専門家が無料で案内してくれるというステキイベントです。
余談ですが。世間的には「仁徳天皇陵」で知られている大仙古墳。でも、仁徳天皇がいたとされる時代と、前方後円墳の時期が違うので、詳しい人ほど「仁徳天皇陵」とは呼ばないらしいです。
今回、まわれるのは①収塚(おさめづか)古墳、②長塚(ながつか)古墳、③旗塚(はたづか)古墳、④寺山南山(てらやまみなみやま)古墳の4つ。ただし、どの場所も人が多かったので、人の少ない④からまわりました。
30人くらいが1組で、専門の方の説明を聞けるのがいいです。説明がないと、とても古墳とは思えない小山(?)な寺南山古墳は、履中(りちゅう)天皇陵古墳の陪塚(ばいちょう)とのこと。「陪塚」は、規模の大きい古墳の周囲に、規則的に配置された形になって築かれている、規模の小さい古墳だそうです。
古墳だったときには、もっと土が高く積まれていたけれど、時代が下ると古墳と認識されなくなって、ここにはなんと家が建っていたそうです。よく、古墳だとわかったものです。
履中天皇陵古墳はすぐ側に見えます。こっちはちゃんと古墳らしいですね。
出土品が、すごくフランクに飾ってあったのが、印象的でした。
10分くらいの簡単なフィールドワークでしたが、楽しかったし、ガイドさんの説明もわかりやすかったです。
終わった後、みんなで拍手して「ありがとうございました~♪」
古墳カードももらえました。ラッキー。
次は、すぐ側の旗塚古墳へ。結構長い行列ができていて、30分くらい待ったでしょうか? 大仙公園の中の一角で、パッと見もなんとなく古墳らしい感じがする場所でした。ここも、規模や位置、できた時期を考えると、履中天皇陵古墳の陪塚らしいとのことです。
歴史好きが多いおかげで、先着200名がもらえるカードは品切れ。それどころか、残りの2つの陪塚は整理券すら配布完了で、残念ながら回ることができませんでした。仕方ない。美味しいものを食べて、腹ごしらえです。
堺のオシャレなカフェガイドには、必ず載っているらしい「あおみどり」。ハンバーグとコーヒーとケーキが絶品です。つまり、全部おいしい!
天気もよくて、楽しい一日でした。
大仙公園と古墳のまわりは桜も多くて、お花見には絶好の場所だとか。また、のんびり散歩しに来たいです。
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