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アーミル・カーンとの出会いは衝撃。映画『きっと、うまくいく』インド、2009年


評判は聞いていたけど、ずっと見逃していた作品。予備知識がなかったのもよかったと思う。3時間弱の長さが全然気にならないくらい楽しい映画だった。

主人公は、インドの理系トップの大学にギリギリ入った男子学生。この大学で一番優秀な男は、一番型にはまらない男。彼の恋愛、仕事や勉強の悩み、家族との関係や人生の迷い。そして、生まれる喜び。いろんなエピソードが散りばめられて、歌って、踊って。まさに人生そのものの映画。

インドの映画は、基本ハッピーエンドのお伽話だからこそ、見た人は「明日もがんばろう」って思える。ああ、しばらくの間、テーマソングが頭から離れなそう。

インド映画の興行収入歴代1位は当然としても、日本でもインド映画としては異例の興行収入。主役のアーミル・カーンが当時40代だったとか驚き。どう見ても大学生。そして、とっても素敵な国民的俳優さんなんだそうですね。

もう本当にアーミル・カーンに惹かれてしまって、『チェイス!』を見たら、あとは映画が公開されるたびに家族で『PK』、『ダンガル』『シークレットスーパースター』を見に行きました。インドの社会問題を扱いつつ、笑いあり、涙ありにまとめるアーミル・カーン印の映画はどれも外れがなさすぎて最高です。

邦題:きっと、うまくいく(原題:3Idiots)
原作:『Five Point Someone(英語版)』
製作 :インド(2009年)171分
出演者 :アーミル・カーン、R・マドハヴァン、シャルマン・ジョーシー
、カリーナ・カプールほか


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