見出し画像

【堺】和菓子づくり体験は楽しい

最近、和菓子が大好きなのは『和菓子のアン』という本を知ったからです。決して大人の階段をだいぶ登って、バターや生クリームがもたれるとか、そういう理由ではないと思います。多分。きっと。

堺の街は和菓子屋さんがたくさんあってステキ。さすが千利休の堺。ちょっと探すと、いろんなところで和菓子づくり体験をやっていることも知りました。しかも、参加費は結構お手頃。

この春、娘と2人で参加したら、梅の花みたいな季節のねりきりのお菓子を教えてもらえて楽しかったし、なによりおいしかった! というわけで、秋もまた和菓子づくり講座に申し込みました。高倍率の中、見事に当選。ふふふ、今月は誕生月なせいか、いつもは外れることの抽選にも当たりまくりです。

講師の和菓子職人さんは、前回と同じ堺の老舗和菓子屋の宝泉さんの方。秋の和菓子づくりなので、てっきり紅葉とか柿のねりきり菓子をつくるのかとおもいきや、なんとハロウィンバージョン。もちろん、伝統的な和菓子も教えていただいたのですが、「自由に自分だけのデザインにチャレンジしてくださいね」とのスタンスに驚きました。

前回の講座では、伝統的なやり方を寡黙な職人さんがやさしく教えてくださる感じで、参加者も若い女性から子連れパパ、大人の男女と幅広かったのですが、今回の会場は親子連れがほとんど。とってもにぎやかでした。

お菓子のお題は、①菊、②ハロウィンもの(かぼちゃor幽霊)、③自分のすきなものの3種でしたが、私はあえてハロウィンペアでまとめてみました。

結構、自信作?

職人さんは落語家さんのようにおしゃべりが上手で、専門学校でも先生をしているし、海外でも和菓子普及のデモンストレーションをしているのだとか。あっという間につくるのは、伝統的な季節の果物に、ドラえもんやアンパンマン、ピカチュウなどなど。レパートリーが広すぎてびっくり。和菓子の奥深さを改めて知った感じです。関西で有名なTV番組「隣の人間国宝」にも出たことがあるのだとか。納得しかありません。

先生の作品。あっという間にできる魔法のお菓子みたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?