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敦賀の未来に祈りを込めて「つるがSky Lantern Night」が開催されました。

少し前の事。10月25日に、敦賀駅前の広場でスカイランタンを打ち上げるイベントがありました。

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駅前広場の活用に向けた社会実験

駅前立体駐車場の前には、写真のような広い更地になったスペースがあります。ここは将来的に、芝生広場や飲食ブースなどが立ち並ぶ「広場」にするという計画があります。

そんな「広場」が完成した際に、どう活用してもらえるのか?どのように活用したら良いのか?を試すための社会実験が今回のイベント。敦賀の青年会議所(JC)を主体に組織された敦賀駅西地区社会実験実行委員会が中心となり、開催されました。

実行委員会の岩井さんによると、今回のイベントは「コロナ禍でも何かしなければいけない」という青年会議所の思いから実現に至ったのだそう。

スカイランタンは打ち上げに1基あたり2.6㎡の面積が必要と、3密状態を酒らるコンテンツとして採用されたのだそうです。

岩井さん「JCのOBである西福寺さんでスカイランタンのイベントを実施されているのをみてこれだと思いました。敦賀の皆さんに、コロナの中でも安心して集まってもらえるイベントにしたく、スカイランタンをやろうと、9月から急ピッチで準備を進めました。」

今回の社会実験に向け、「広場」建設に先立って芝生が敷設されました。

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▲イベントの1週間ほど前に設営が始まったようです。

ランタンは先着300名限定。募集開始後すぐに応募が殺到し、すぐに締め切ってしまったのだそう。

夜空に揺らめくランタンの灯火

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立体駐車場や駅の無機質な建物をバックに、ランタンを打ち上げる人々の様子がよりいっそう暖かく感じられました。残念ながら初日の24日は天候に恵まれずランタンの打ち上げは中止となってしまいましたが、それもまた25日の打ち上げをより一層感動的なものにしたような気がします。

敦賀では、街のあちこちで「社会実験」と名の付くイベントが開催されています。民間と行政が一体となり、敦賀を盛り上げようと手を取り合っています。3年後の新幹線開通に向け、「社会実験」を経てどう変化していくのかとても楽しみです。

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