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やわらかくて きもちいい風

コロナ失業をきっかけに、福井県の越前海岸へと短期移住。新たな土地で新しい生き方を探す23歳の日記。今日は一日お休みしました。

百万円と苦虫女をみる

「今日は1日やすむ!」

昨晩急にそう決め、今日は昼過ぎまで寝倒すつもりだった。
しかし、シェアメイトからのゴミ出し依頼で泣く泣く9時には起床。さくっとゴミを出し、先日買ったコーヒー豆でゆっくりとコーヒーを淹れる。

こんな生活がずっとできてなかったと言うと嘘にはなるが、コーヒーだけに向き合ったのは久しぶりだった。何かに追われていた。

2ヶ月程ぶりにアマゾンプライムを開き、東京の友人から勧められた『百万円と苦虫女』をみた。友人曰く、主人公の生き方が今の私の生き方にちょっと似ているのだとか。

面倒なことに巻き込まれてしまう21歳の主人公は、100万円を貯めては移動をし、また100万円貯まったら移動をするという生活をしている。海の家で働いたり、山で桃の収穫を手伝ったり。

似ているけど、苦虫女はもっとシンプルに感じた。
「100万円を貯める」という目標があるからだろうか。対して自分の暮らしなんだか打算的で、どこか複雑なような気がした。

散歩

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モヤモヤしたので、水分神社まで散歩に出かけた。

昔は一つの大きな目標を決めてそのために「今何するか?」と逆算して物事を決めるタイプだった。でも気づいたら、目標とか、成長とか、よくわからなくなった。

むしろそういう言葉が嫌いになった。自分と向き合うのも嫌い。

とりあえず私はシンプルになりたいらしい。
シンプルについてはまだよくわからないけど。

綺麗な景色をみているうちに自然とモヤモヤのことは忘れていた。
雑草を摘んだ。ふと目を止めた水路には、ローションの空きボトルが落ちていた。

ペペ

明日はらっきょの植え付けに行ってきます。

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