私たちも使っている中国出身CEO企業のサービス
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私たちがコロナ禍で毎日使うことになっているオンライン会議サービスの「Zoom」は中国出身のCEOによる企業だということご存知でしょうか。
何となく欧米で広まった企業というだけで、アメリカの企業だと思い込んでいました。
■Zoomの概要
Zoomを創業したのはEric Yuan(袁征)という人物で、中国山東省で生まれ、大学卒業後、米国で米国籍を取得しています。
大学までは中国だったことから、実はZoomの開発拠点は中国でエンジニアの大半は中国人という企業です。
私たちのイメージの中国企業は百度やアリババなど、中国国内のシェアを広げてから世界展開というモデルでした。
国営企業だったり、中国政府と近い存在であることが多い中国の大企業ですが、
Zoomの場合はアメリカからビジネスを始めている点で大きく異なっています。
顧客の第一号はスタンフォード大学だったそうで、そこで人気に火がつき広まったそうです。
多くの中国企業とは異なり、米国企業と真っ向勝負をしている企業として中国国内で評価されているそうです。
■アメリカ発で中国人CEOの企業は今後も増える?
アメリカのシリコンバレーでは多くの中国人エンジニアが働いており、アメリカ人の次に働いている人数が多いと言われています。
シリコンバレーで働き、母国に戻って起業するケースも多いそうですが、中国政府や規制のしがらみに囚われたくないという理由でアメリカで起業する中国人エンジニアも増えるかもしれません。
■まとめ
身の回りで使われてるサービスに中国企業が少しずつ増えてきたように感じます。
シリコンバレーでの中国人比率が高いことが表しているように、今後数年でますます増えることが予想されます。
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