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9割の人は英語を勉強しても使えない  by XEトレーニング


XEトレーニングより

(XEトレーニングの提供でお送りいたします)

日本観光のベストシーズンの春、リトアニアから友人2人が2週間ほど日本に遊びに来ました。

南は広島、原爆ドーム、京都、奈良、熊野古道、伊勢神宮、高野山など日本の伝統文化を堪能するスケジュール。ツアーではなく、自分たちで旅程を作って巡るというもの。

私も便乗し、日程が合う日は一緒に観光地を巡りました。
外国人と共に観光すると、

「これまで気づかなかった外国人の視点で日本を見ることができる」

ので日本で生まれ育った私にとって、目から鱗が落ちるような、とても新鮮な体験でした。

ある宿泊施設での出来事です。悪気はないと思うのですが、観光スタッフの方々は外国人客の存在に気づいていないふりをしている様子なのです。ひどい所だと、露骨に外国人の対応を押し付け合っているようなそぶりすら見受けられました。

スタッフの目の前に白人女性がいても話しかけず、私だと話しかけてくるのです・・。

おそらく英語での接客が苦手なのと、外国人の対応がわからないのか?  そ ういったところでしょう。

私の友達は、露骨に避けられていることに気づいていた様子だったので、

「日本人は外国人に慣れていなくて悪気がある訳ではないから気にしないでね・・」

と一応説明しましたが、なんとなく申し訳ない思いをしました。
というのもヨーロッパのメディア関係で働いている友人は大の日本好きで、大ファンである村上春樹の分厚い本を旅にまで持ち歩き、車内でもオーディオブックで聴きながら旅行するという熱い親日家なのです。

「一生に一度は日本に行ってみたい!」

という長年の夢がついに実現した、憧れの日本旅行だったわけです・・。

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別の話ですが、ニューヨークから友人が日本に遊びに来たときのことです。京都観光をしたいとのことで、嵐山から祇園まで、素晴らしい京都の伝統文化を楽しみました。

スペシャルな思い出にと、夜は豪華に舞妓さんと料亭でディナーを予約しました。このディナーは外国人向けに英語のウェブサイトだったためにすっかり私は安心していました。

がしかし、ディナーが始まり、彩り美しい京料理や器の説明は全て日本語でおこなわれ、日本語のわからない友人たちはポカーンと置いてきぼりをくらっている状態でした。

そして美しい舞妓さんの踊りが始まりました。なんと16歳の方らしく、なんでも質問して良いとのことで、友人が質問しました。

「どうして舞妓さんになろうと思ったの?」

無言の舞妓さん・・・英語が通じません。
他に英語ができるスタッフもいないようです。

私が通訳してもよかったのですが、一応客の立場なので黙って見守ることにしました。
舞妓さんに質問タイムなのに、外国語対応できていないという不思議な時間。気まずい沈黙タイムがその場を覆いました。

結局沈黙に耐えきれず、私が日本語で舞妓さんとおしゃべりをするという謎のディナーになりました。

そもそも、外国人観光客の多い京都、しかもハイエンドな場所にもかかわらず日本語オンリーとは一体どういうことなのだろう? いろいろな疑問が浮かんできました。

その後、宿泊した町家風のホテルは、フロントスタッフが皆外国人だったために、スムーズなサービスで快適な滞在ができました。

おもてなしは言語の壁を越えることはできないのでしょうか? 

せっかくの素晴らしい日本文化も伝えることができなければ魅力半減で非常にもったいないと感じました。

世の中の流れに疎い人は、「日本では英語は必要ないよ」、といった声もちらほら聞きます。 しかし現実の世界では、そんな時代はとっくの昔に過ぎ去っています。

さすがに極東の島国であっても、グローバル化の波は避けることができません。

「英語で情報を取れる」
「英語でコミュニケーションができる」

ということはプラスしかありません

むしろ、英語ができないというだけで誤解が生じたり、
ビジネスの話や有益な選択肢まで失ってしまう・・

ものすごいデメリットの方が多いでしょう。

英語は苦手、英語は難しい、と言っている場合ではないのです。

英語は単なる手段であって目的ではない、ということを理解できたら、あとは簡単です。

英語が主目的ではなく、英語は目的達成のためのツールというわけです。

どういうことかというと、車の運転免許証を取るために自動車学校に行きます。
自動車学校に通う目的は、運転技術の習得ですが、

本当の主目的は「車を運転してど こかへ行くために」車の運転を学びにいきますよね? 

と言うことは? 車の運転技術は単なる「移動という目的のための手段」ということになります。

「手段」と「目的」を混同せずにはっきりさせることが大事です。

多くの人は通勤や買い物など「生活に必要」という理由でしょう。

そして人によっては、フェラーリやランボルギーニを運転してみたい、運転が大好きで車で日本一周したい・・

などそれぞれの夢や目的があるでしょう。

 英語でも同じことが言えます。

英語を使って目的を遂行するための単なる手段・ツールということです。

世界的に見ても、日本人はIQが高く勤勉で優秀なので、本当は英語ができると世界のリーダーとして活躍できる素質があるのはいうまでもありません。

みなさん英語が難しいと勝手に思い込んでいるだけなのです。

本当のところ、日本人は英語ができるんです!

ただやり方を知らないだけなのです。

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