忙しいと暇になる
世の大人は忙しい。
子供もだいたい忙しい。
朝起きて、お仕事に行って、帰ってきて、子供をお風呂に入れたり、お家のことをしたり、ちょっとtwitterをいじっていたらもうこんな時間。
明日も早い。
もう寝よう。
専業主婦のママなんて、休みもないのでエンドレスワーカーだ。
忙しい忙しい。
インフルエンサーの人が言ってた。
「クソリプしてくる人は暇なんですよ。自分のことに集中してたら人のこと悪く言う気にならない。」
暇な人って誰だろう。
「ああ暇だなぁ。やることがないなぁ。そうだ!クソリプをしよう」
いなくはないかもしれないけど、たぶんクソリプする人も同じように忙しい。
インフルエンサーの人の言ってる暇は「時間が有り余っている」という意味の暇ではないのだと思う。
忙しい一日を送っていると、ふと思うことがある。
「今日一日なんの学びも気づき得られなかったなぁ。」
ぼくは毎日音声配信をしているので、何も思わずに1日が過ぎてしまうとネタに困る。
でも、忙しい日に限って何も思いつかないことに気づく。
スケジュールが忙しいのと、脳が忙しいのは違うみたいだ。マシーンのように仕事をしていると、脳はルーチンワークを始める。
なんで?
と思うことをやめて、
どのようにしてこなそう?
になる。
脳はマシーン化すると省エネを始める。
いつものようにこんな感じでやっておけば、効率いいでしょ。
脳は慣れるのが大好きなので、ルーチンワークはお手の物だ。
逆に時間があるといろんなことが気になり始める。
ぼくが今腹を立てているのはなぜだろう?
妻といつも話が食い違う。ものの見方をガラッと変える必要があるのではないか?
ぼくはなんで食に興味がないのだろうか?
そんなことを考え出すと脳は疲れてくる。
脳は忙しいと暇になり暇になると忙しいようだ。
でも身が忙しく脳が暇だと、世界や人と接する肌感覚を蔑ろにしてしまう。生きづらさも感じられないまま、時が過ぎてしまう。
だから脳よ、申し訳ないけどサボらせる訳にはいかないのです。
おしゃべり版もあるよ。
良かったら聴いてみてね。
これを読んでいるってことは、投稿を最後まで読んでくれたってことだね。嬉しい!大好き!