「寄り添う」ってどういうこと?
まず最初にぼくは寄り添うのが苦手だ。
苦手なぼくが「寄り添う」について考えているので、この先結論はでないものと思って読み進めていただきたい。
そもそも「寄り添う」が、どういう状態なのかが分からない。
大切な人が痛みを抱えていたならば、少しでも支えになりたいと思う。でも、具体的にどうすればいいのか。寄り添い方が分からないことで、こちらも苦しくなる。
傷ついた人はアドバイスを求めていない。
アドバイスを求めているのは困っている人だ。
かと言って分かってほしいとも限らない。
「その気持ち分かる!」と言ったところで、ダメージが軽減される訳でもない。
何も言わずそこにいればいいのだろうか。
それはそれで気を遣わせてしまいそうだ。
八方塞がりである。
話は変わるけど、うちの娘はよく怪我をする。
娘は怪我をした時、ぼくが同じ状況だったら絶対に選ばない行動を取る。
痛めた部位を押さえるか、さするか、怪我の具合を確かめるか。ぼくだったらそのような行動を取る。きっと、多くの大人が同じようなことをするだろう。
でも娘は怪我をすると、痛めた場所を気にする前にぼくの元へ走ってくる。走ってきて、抱っこをしてもらおうとする。小学2年生なので重い。
娘の動きを見ていると、痛がるより怖がっているように見える。
痛みは恐怖に近いのかもしれない。
たしかに痛みは死を想起する感覚でもあるので、恐怖につながるのもうなずける。
ということは、「傷ついている人」も悲しむと同時に怖がっているのかもしれない。
悲しいという感情を支えるのは難しい。
でも怖いであれば、難易度が下がる。
寄り添う感覚が娘が怪我した時の感覚に近いのであれば、少し分かる。流石に抱っこはできないけども。
最初に言った通りぼくは寄り添うのが苦手だ。
だから寄り添い方を知ってる方は教えてください。
これを読んでいるってことは、投稿を最後まで読んでくれたってことだね。嬉しい!大好き!