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コンテンツの感想をnoteに書くことで、コンテンツをより楽しめて人生が豊かになる

世の中はコンテンツに溢れている。それはまるで濁流のように私たちに流れてくる。本、映画、映画、アニメ、ドラマ、漫画、音楽、Podcast……。私も色々な作品に興味を持つのだが、コンテンツに触れるスピードが遅くて全然追い付いていない。いわゆる「積んでいる」状態だ。

興味のあった『落下の解剖学』は結局観に行かず、『傲慢と善良』は冒頭だけ読んで長らく放置しているし、アマプラで観たすみっコぐらしの映画は途中で止まったままだ。

色々と積んでしまう要因として考えられるのは労働だろう。諸悪の根源と言っても過言ではない。労働により可処分時間と気力を奪われていく。以前、労働と読書の相容れなさを嘆いたが、他のコンテンツでも同様のことが言えるだろう。

私は平均的な人よりもコンテンツを楽しむために必要なエネルギーが多いと思う。コンテンツを楽しむことを「消化する」と表現されることが多いが、そのような言い回しは個人的にあまり好きじゃない。コンテンツというものは作り手が魂を込めて作ったものであるのに、それを無機質なタスクと化しているように感じてしまう。

昨今、映画を早送りで観る人が増えているようだが、そのような価値観とは相容れない。早送りしてでも映画を観ようというのは完全にタスク処理の文脈に位置づけられてしまっている。

積んでいるコンテンツは山程あるのだが、タスク処理のような感覚で効率的に「消化」したいとは思わない。コンテンツに触れる時は最大限じっくりと深く楽しみたい。タイパやコスパを求め過ぎると人生がどんどん貧相になっていく。

とはいえ、コンテンツをじっくり向き合って楽しもうと思っていても、コンテンツの濁流において、コンテンツに雑に触れてしまうことがある。コンテンツに触れる体験を自分の中に豊かにする手段として、「noteに感想を書く」ことが有効だと思っている。全てのコンテンツについて書き切れていないが、ちょくちょくコンテンツに関する記事を書いている。

感想を書くという行為は一種の創作活動である。ただコンテンツを享受するのではなく、創作のための材料の一つと捉えることで、よりコンテンツが自分の一部として取り入れられるような感覚がある。

もし、コンテンツを雑に消費してしまっているな……と悩んでいる人がいたら、noteに感想を書くことをお勧めしたい。noteで発信するのに躊躇するならば、まずはスマホのメモ帳にコンテンツの感想を書き留めることから始めても良いと思う。

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