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 暇と退屈の倫理学 著:國分功一郎

 いやー読むのに時間がかかった。一日一章読んで第7章まであるからね。でも6章と7章とあとがきやら付録は今日1日で読み切った。色々な哲学者の論稿を引き合いに出して一歩ずつ命題から答えを導き出して行く丹念な作業だった。それに一つ一つ付き合って読むのはこたえる。結局、読む前と読後、暇や退屈についての考え方が変わったのかと聞かれたら、まぁこう考えれば良いんだなと一つ回答を得たってくらいの読み物だった。

 暇と退屈が無くなれば良いなと思って期待して読んでたんだがそう言う事じゃない。これからも暇や退屈はあるけど、乗り越えられる気がする論稿を読んだって感じだ。東大、京大で売り上げ一位、『國分先生、まさか哲学で涙するとは思いませんでした』若林正恭(芸人)となっているが、だから?って感じ。涙なんて一滴も出なかったし、東大生京大生ってこういうの読むんだって感想しか無い。俺はあんまり面白くなかったかな。ただ、学びにはなったと思う。

 以上

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