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自分が応援している人

今回は、自分が応援している人の話を書きます。

自分が応援している人とは、
去年の8月からお世話になっている
ボイトレの先生のことです。

こんな取り組みをされている方です。
https://nijivoice.amebaownd.com

時々Twitterでつぶやいたり
ここの自己紹介にも書いていますが、
自分のセクシュアリティは
日本語で“Xジェンダー”と表現されるもので、
心の性別(性の自己意識)が、
男性か女性のどっちかに
属することのできない種類の
セクシュアリティの総称になります。
(外国の西洋語圏では“ノンバイナリー”
またはそれに相当する語句が一般的のようです)

特に、トランスジェンダーやXジェンダーのように
性自認と生まれつきの体の性別が
一致していないような種類のセクマイの自分たちに
声の悩みはつきものです。
その悩みを解決する方向でトレーニングしますよ
というのが、いま自分が習っているボイトレです。

自分は、歌ってみたに興味を持ったとき、
試しにちょっとカラオケで歌ってみたら
いつもの自分の声に違和感を感じました。
なぜそう感じたのか数日かけて考えた結果、
生まれつきの性別に縛られたままやりたくない
という思いによるものだと気づいて
もとの声のままではダメだということで
1年以上かけて一人で自己流でバカみたいに猛練習して
声をどうにかしました。
結果、予想外にとんでもない音域が出るようになり
理論上ほぼなんでも歌えるようになりました。
自分がここまでがんばれたのは、
歌いたい難曲が存在したおかげです。
曲を作ってくれた音楽家たちに感謝です^^

それで、先生と出会ったのはその後の話になります。
最初、その方の情報を見かけたとき
まさに自分が受けたかったボイトレで、
自分も仲間に対してやってあげたいけど
力不足でできないことを
実際にやっている人がいることに感動して、
すぐに連絡をとってレッスンを受けることにしました。

その方は、歌うときだけでなく
話すときの声の出し方の指導や
ホルモンや手術で声変わりした方向けにも
レッスンしてくださいます。

自分はそれまで
ボイトレを受けたことがまったくないので
他と比較することができませんが、
このような特殊な事情に対応して
いろんなセクシュアリティの人が
安心して受けられるところは
そう多くないのではないかと思います。

自分は、声に悩んだセクマイの一人として
情報を広めることで
同じ悩みを持つ仲間を助けたり
先生を応援していきたいと思っています。

自分のように孤独な状況で猛練習をがんばれるほど
メンタルの強い人ばかりではないと思うし、
自己流だとどこかやり方に間違いが生じて
喉によくない負担をかけることがありがちなので、
是非、味方がついていて心強い状況で
喉を大切にしながら効率よく練習して
悩みを解決していってほしいです。

声にお悩みの方はお気軽に相談してください。

虹色VoiceLabo
https://nijivoice.amebaownd.com

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