1984年6月
美しい物と芸術性は全く関係ない
写実と 〃
芸術性とは、色そのものであり、形態そのものであり、線そのもので、それらの総和でなるということではない。
芸術とは、そのぐらい単純で明快で、その豊かな精神(本能)だけが芸術の基本で、それに達すれば誰でも描けるものである。
すなわち技術の一切は必要ない。
よってデッサンも必要ない。
能書を描き述べる必要もない。
よって文書力や構成も大して必要ない。
知識ももちろん、制作の場においては必要ない。
21. Jun. 1984
※ 『軌跡』〜父の日記より〜
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