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「できる」ことと「できうる」ことの境界線

しあんから、仕事は好きかどうかではなく、できるかどうかで考えるといいという話が出た。
自分のやりたいこと、できることというのは、私もここのところずっと思索しているところだったのでとても共感した。

私が今後やってみたいと思っているのはこんな感じ。
・積読を消化していく
・その感想をできるだけ書き残しておく
・詩を読む
・詩を書く
・韓国語、英語、中国語、今まで学んだことのある外国語の能力を少しでも伸ばす
・カウンセラーについての情報収集をする

実は私もカウンセラーという職に興味を持っており、なるために一から勉強するということを今後の目標に掲げるのも悪くないかな、と思っている。一から勉強するというのはつまり、大学院に通って臨床心理士の資格をとるということである。

この間カウンセラーの方と話す機会があり、カウンセラーになるとはどういうことか、どういう流れでなれるのか、といったことについて話を聞いていたのだが、その方が師事していた教授の話になったときに、実はその方の出身大学が私の高校時代の第一志望の大学だったということが分かった。私は憧れの第一志望の大学に落ち、第二志望の大学へ進学している。
でも大学院入りなおすのもなぁ…と考えていたその時に、「それこそ、憧れの地でキャンパスライフをもう一度送るのもありじゃないですか?」という言葉が飛び込んできた。うわぁ、そんなこと考えたこともなかったけど、それもありなのか~!と俄かにワクワクしてくる私の心。どんなことも自分が勝手に挑めないと決めつけていただけで、不可能ではないのだ。
院生活で一度失敗して引きこもっている経験もあるため、現実的ではないかも、とも感じているが、その時とは状況が違う、もう少し力が備わっていると信じたい気持ちもある。
そのためにも、本を読む、文章を書くという営みはできる限り続けていきたいと考えている。

ここまでは私がやりたいと思っていることについて書いてきた。
さて、では私ができることとは、いったい何だろうか。

私ができること。(能力として)
文章を書くこと。
本を読むこと。
気を遣うこと。(よく「気を遣いすぎて疲れそう」と言われる)
人の言動を見聞きし、言ってほしい言葉・やってほしい行動を読み取ること。
合気道の稽古をすること。
映画を見ること、古い時代の映画の知識が少しあること。
LGBTQについての知識が少しあること。
英語、韓国語が少し読み聞きできること。
お酒を飲むこと。

私が今後できうること。(可能性として)
・詩、エッセイ、私小説、映画の批評等を行う文筆家として活動する。
・LGBTQのコミュニティやイベントに参加する。
・他のカウンセラーの方にも話を聞く機会を作り、つながりを作る。
・人の話を聞く、という類のアルバイトをしてみる。(そんなものあるのか?)
・母校の合気道部稽古だけでなく、地域の合気道コミュニティに参加してみる。
・留学生等の訪日者・移住者支援に携わってみる。

私ができること(能力)はもしかしたらほかにもいろいろあるかもしれないし、逆にここに書いたけどできていないことも多いかもしれない。
それでも、年の瀬にやりたいこと・できること(能力)・できうること(可能性)の棚卸ができたのは大きな実りだ。

こんなに凪いだ気持ちで年末年始を迎えるのは、もしかしたらここ十数年の中でなかなかなかったかもしれない。
いつも実生活で私を支えてくれる両親、合気道の先輩や後輩、そしてこの交換日記を続けてくれているしあんに、心からの感謝を。

(緑青)

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