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センターピンを探せ(オープン社内報)

はじめに

7月14日(金)の夕刻頃、
EOの茨城支部が立ち上がるため、
そのローンチパーティ(設立パーティ)
が開催されましたので水戸へ行ってきました。
グロービスの堀さんは皆さんもご存じかと思います。
その堀さんが地元に錦を飾る形で立ち上げました。
地元でEOを立ち上げる。
それくらいインパクトある経営者に成長せねば。
と自分の現時点を認めつつも
必ずやると決めているので、
よっしゃやったるぜ。
と思って、
今帰りの新幹線で筆を取っております。

その会合の中の勉強会講師は、
グッドウィル・ジュリアナ・ヴェルファーレ・コムスンなどを
手掛けた折口さんでした。
折口さんの話しのポイントは、
本日のタイトルでもある
「センターピン」です。
経営のセンターピンを外すな。
というお話が響きました。

センターピンとは?

そもそもセンターピンって何?
ボーリングのセンターピン。
これを倒さないとストライクは出せない。
ど真ん中で先頭にあるピンを倒さないと、
ストライクはとれない。
シンプルですが、
センターピンを倒せとはそういうことです。

この日のたとえ話として、
資金調達の際、
銀行と会話する話をしており、
徹底的に銀行員のセンターピンを考えたといいます。
答えは明確で、銀行員のセンターピンは、
「返済してくれる人と付き合う」
これが銀行員のセンターピン。
その安心感や信頼をつくり、
資金を作ってきたと話します。

それ以外にも、
その後隣に座っていた社長仲間に聞いた話として、
「ジュリアナ」というディスコの話しを聞きました。
ディスコ知ってますかね?
昭和バブルのテレビ番組とかで見たことないでしょうか。
(わからない人はググってみてね。)
とにかく一世を風靡した当時のディスコ。
それの圧倒的シェアをとったのが折口さん。
でも、ジュリアナは実は後発事業。
当時ディスコはいくつかあったらしいですが、
折口さん的には、それら競合ディスコは、
センターピンを捉えていなかったといいます。
では、ディスコのセンターピンは何か?
「平日も満席にすること」
そのために仕掛けたのが
「綺麗な女性がお立ち台で踊る」
だったそうです。
たしかにセンターピンを捉えている。

センターピンとは、
物事の本質「WHAT」の部分なのかなと解釈しました。

地方創生のセンターピン

その後、パネルディスカッションがあり、
ビジョンの佐野さん、
バリューマネジメントの他力野さん、
元ワークスアプリケーションズの牧野さん
が登壇されて、
まさにそれぞれのセンターピンの話しをしていました。
100億規模の会社を作ってきた彼らが、
何をセンターピンにしているか。
なるほど。
と頷けるものばかりでした。

中でも私たちの事業にとっても、
わかりやすい中身をシェアすると、
バリューマネジメントの他力野さん
弊社と同じ、地方創生をテーマに、
地域に眠っている文化財を活用した
まちづくりをしている会社を経営しています。
この会社の何がセンターピンか?
「文化財を保全しながら地方に人が集める」
文化財の保全。
というのがセンターピン。
うおー。と目からうろこでした。
世の中の街づくりは、
直ぐに改修や新設に走り勝ち。
文化財は特に修繕費もばかにならないし、
ゴリゴリにリノベしたり、
作り直してしまった方がコストもかからず
清潔感を出すこともできる。
世の中そんな建物が多くなってきてますよね。
でも、この会社のセンターピンは、
文化財を保全するコミットがある。
だからこそ、
「地域」にも認めてもらえているといいます。
そして、その事業の美徳についてくる
若手人材も数多くいて、
普段バラバラの土地で働く社員の
人事戦略も秀逸でした。
事業戦略と人事戦略のバランスがとれており、
似た仕事でも非なる。と感じました。
でも、これは、
私たちもチャレンジできるとなと思いました。
是非そっち系事業の仲間たちは
参考にしていきましょう。

終わりに

センターピンを探す。
WTGにとってのセンターピンは何か?
各会社のセンターピンは何か?
今一度自分自身のWHYから考え、
そして仮設をもってWHAT(センターピン)を検証してみよう。
私も熟考・実行したいと思います。

今回の出張も学び多かった。
この環境に感謝です。
ありがとう。わっしょい!

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