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Webマーケティング編4:Google Analyticsの基礎Part①

今回はGoogle Analyticsの基礎、「Google Analyticsが実際にどんな役に立つのか?」ということについてお話していきます。

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Google Analyticsは、たとえて言うならば実店舗のPOSレジのようなものです。POSレジには、お客様の商品購入データが含まれています。

Google Analyticsにも同様に、ホームページに訪れたユーザーに加え、アクセスまでの経路、直帰してしまったユーザーの属性なども知ることができます。

つまり、経営に欠かせない「マーケティングデータ」を知ることができるのです。

このマーケティングデータをどのように生かせばいいのか、「ボトルネックの把握」と「勝ちパターンの把握」という二つの視点からお話させていただきます。

■ボトルネックの把握
たとえば、群馬県のとあるウェディング会社のホームページを例に出して考えてみましょう。

このページでは、「ブライダルフェア」への予約フォームと、「見学予約」のエントリーフォームの二つを用意していました。

ホームページに訪れたユーザーは3680人、ブライダルフェアの予約フォームに訪れたユーザーは89人(ホームページに訪れた人の2.4%)でした。そして実際に予約を行った人数は14人、つまり予約フォームに訪れた人のうち15.7%です。

・ホームページに訪れた人数 3680人
・予約フォームに訪れた人数 89人(全体の2.4%)
・実際に予約した人数 14人(予約フォームに訪れた人数の15.7%)

これに対して見学予約のエントリーフォームに訪れたユーザーは93人(ホームページに訪れた人の2.5%)と、ほとんど同じです。

ところが、実際に見学予約を申し込んだのはわずか3人、エントリーフォームに訪れたユーザーの3.2%でした。

・ホームページに訪れた人数 3680人
・エントリーフォームに訪れた人数 93人(全体の2.5%)
・実際に予約した人数 3人(エントリーフォームに訪れた人数の3.2%)

明らかに見学予約のエントリーフォームに問題(ボトルネック)があるとわかります。

ボトルネックを探っていくと、予約希望日程の選択欄に「曜日が表示されていないこと」が、コンバージョン率が低い原因だとわかりました。

つまり、いざ予約する日程を選ぶとなったときに、曜日を確認する手間が発生するために離脱するユーザーが増えてしまったのです。

些細なことに思われるかもしれませんが、逆に言えばこれほど小さいことがコンバージョン率に非常に大きく影響するのです。

■勝ちパターンの把握
また、Google Analyticsではボトルネックの把握だけでなく、「勝ちパターンの把握」といったポジティブな使い方をすることもできます。

先ほどの群馬県にあるウェディング会社の例で言えば、ホームページへのアクセス数は群馬県ユーザーが最も多いというデータが取れました。

ところがコンバージョン率でみると、東京都在住のユーザーの方が多かったのです。

理由は推測するしかありませんが(群馬県出身の方が仕事の都合で東京に住み、結婚式は故郷で行いたいと考える人が多かったなど)、事実として東京ユーザーのコンバージョン率が高いというデータが取れています。

したがって広告を出す際は東京のユーザーに絞るなど、具体的な戦略が立てられます。

このようにGoogle Analyticsを使うことで「ボトルネックの把握」、「勝ちパターンの把握」が行えるのでぜひ試してみてください。

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