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Webマーケティング編3:ホームページ改善策の実施手順

ホームページを改善することはコンバージョン率を高めることにつながり、コンバージョン率の向上は利益に直結します。

今回はホームページを改善するための以下の三つポイントについて開設していきます。

すぐに実施できて大きな変化が得られる個所から取り組む
同時に複数の施策を実施しない
A/Bテストで検証する
今回は「すぐに実施できて大きな変化が得られる個所」とは具体的にどこなのかを解説していきます。すなわち、「エントリーフォーム」と「トップページのファーストビュー」についてです。

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■エントリーフォーム
そもそもエントリーフォームに訪れるユーザーとは、どんな方でしょうか?

エントリーフォームに訪れてくれるユーザーは、すでに御社のサービスや商品に興味があるユーザーです。したがって彼ら/彼女らに対しては、コンバージョンの敷居を下げてあげることが大切です。

具体的には、「入力項目を減らすこと」などが挙げられます。

たとえばお問合せフォームに

氏名、住所、電話番号、メールアドレス、住所、連絡可能な時間帯、問い合わせ内容を入力しなければならないページ
メールアドレスと問い合わせ内容の入力欄だけがあるページ
の二つがあった場合、後者のページの方がコンバージョンの敷居は低い(=お問合せしてくださる可能性が高い)と言えます。特にスマホユーザーの場合、入力欄の多さは非常にストレスになるため、エントリフォームの入力欄は極力減らすことが大切です。

ちなみに通販サイトのデータでは、購入者の約4割が事前に問い合わせをしていたと言われています。

したがって「購入」ではなく「お問合せ」のためであればなおのこと、コンバージョンの敷居を下げることが大切です。

■トップページのファーストビュー
こちらの場合も、まずはトップページに訪れるユーザーがどのような特徴を備えているか考えてみましょう。トップページに訪れるユーザーは、「なんとなく」そのページを開いたユーザーである可能性が高いです。

そのようなユーザーに対しては「ユーザー自身の役に立つ情報が載っていること」を示し、興味を引く必要があります。

具体的には、ファーストビューの時点で「競合に対しての強み」、「エントリーフォームへの導線」などが含まれていることで直帰率を下げることができます。

■A/B テスト
ファーストビューでユーザーの興味を引くことは、ユーザーの直帰率にどれほど影響するのでしょうか?

実は弊社がみてきたホームページの中では、ファーストビューの工夫があるかないかでユーザーの直帰率が「25%」も変化するという事例があります。

ある「ランドセルメーカーA」のホームページでは、ファーストビューに「競合に対しての強み」「エントリーフォームへの導線」が用意されていませんでした。

対して「ランドセルメーカーB」のホームページには、「黒色ランドセルの素材にこだわっているという強み」と「エントリーフォームへの導線」がしっかりと組み込まれていました。

そして両社の直帰率を比べてみると、Aのホームページの直帰率が60%だったのに対して、Bのホームページの直帰率が35%というデータが出たのです。

このようにデータを取って施策の効果を測定することを「A/Bテスト」といいます。

まとめ
ホームページを改善するには、手が付けやすいところから取り組むのが効果的です。

具体的には、「エントリーフォーム」と「トップページのファーストビュー」の2点が最も改善しやすい点といわれています。

改善策を行う場合は、改善前と後とでどれだけユーザーの反応率が変わったのかを確かめる「A/Bテスト」も行うとより効果的です。

今回紹介した手順を参考に、ぜひホームページの改善を行ってみてくださいね。

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