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#118 背景には膨大な量の試行錯誤【書評】岡田メソッド

◾️はじめに

今月はサッカー縛り。
そのラストは岡ちゃんこと岡田監督です。

◾️要約

戦術を超えてどういったサッカーを目指すのか、そのベースとなるのがプレーモデルである。
そこには原則があり、大前提となるプレーの目的、仕組みが原則に盛り込まれている。
そしてそれを実践するためのトレーニングと組織の運営方法が体系化されている。
それが岡田メソッド。

◾️感想

サッカーの本です。(というだけである意味読み手のハードルになっている!?)
戦術を語ることが多い中で、岡田さんはさらに大きな範囲で話をしています。
クラブを通し自分のメソッドを体現し、そして地域をより良いものに。
社会に還元するべく。
とても大きな志で。
日本人で初めてワールドカップに監督として出場、2回目も経験している。
そんな開拓者はどこまでも進んでいくんだなぁという感想です。

いかにのめりこんだものに対して方法論を自分なりにまとめるか。
組織とはどういう成り立ちでなんのために存在するのか。
など生き方や組織論にも通ずる。
そんなことを思いました。

◾️要約(詳細)

◆第1章 岡田メソッドとは

サッカースタイルという戦術を超えてどういったサッカーを目指すのかを示すもの。
そのベースとなるのがプレーモデル。
そしてそれを支えるトレーニング、テクニック。
さらにそれを実現するための分析、トレーニングなど、必要なものを体系化したのが岡田メソッド。
これが全てではなく叩き台。

◆第2章 プレーモデルの意義と全体像

プレーモデルの全体像として共通原則があり、一般原則、そして個人とグループの原則がある。
さらに状況に応じた専門原則でプレーモデルが成り立つ。

◆第3章 共通原則

攻守における大前提となるプレーの目的と仕組み。
基本概念、本質、全体像。

◆第4章 一般原則 チームプレーの基本

サッカーには攻撃と守備があり、それぞれ基本の原則がある。
それに従って動きがある。というもの。
なぜならサッカーは一人ではできないから。

◆第5章 個人とグループの原則 個人のプレーの基本

チームとしての目的のため、個人がいつどこでなにをしたら効果的かを考えることが重要。
そのためのプレーの基準、判断材料が個人とグループの原則。
攻撃と守備それぞれである。

◆第6章 専門原則 戦術的要素を含んだチーム独自の約束事

割愛

◆第7章 ゲーム分析とトレーニング計画

これまでの原則に照らし、どこができてる、できてない、次に何するかを決める。
そのためになぜなぜをする。
そしてそれを年間計画から落とし込み、プランニングし、実行していく。
振り返りながら。

◆第8章 コーチング

割愛

◆第9章 チームマネジメント

割愛

◾️アクション

自分のメソッドを確立させる。
(客観視し、大局をみる、アクションのための具体的な手順をしめす)

◾️読みやすさ

★★★
結構読みにくいかもです。
テーマがそもそも。。。

◾️ハッシュタグ

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#突き詰めたものを出版
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#経験からメソッドとして体系化
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