GDPについて学ぼう🖋
-GDPについて💴-
皆さんも学校とかで「GDP」について耳にした事がありますよね?。ご存知の方も多いと思いますが、今一度正確な意味を確認してみましょう。
GDPとは、「一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額のことである」
※日本企業が国外で生産したものは含まれない
wiki参照
また似た言葉で「GNP」があります。これは「国民総所得」と呼ばれ、国内に限らず、日本企業の海外支店等の所得も含んでいます。
日本のGDPの現状をお話しする前に、その具体的な計算過程をお話しします。
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-GDPの計算方法🔢-
「Y=C+I+G+(X-M)」
上記の式は、GDPの計算方法を指しています。この式は社会人ならば覚えておいて損はないでしょう。
各記号は以下の意味を指しています。
Y : 国民所得
C : 民間消費
I : 民間投資
G : 政府支出
X : 輸出
M : 輸入
「X-M」は貿易黒字(赤字)を示しています。
要するに「GDP=消費+投資+政府支出+(輸出-輸入)」と表現できます。
数字は「四半期毎」に算出され、その時点での金額をそのまま計算に当てたものを「名目成長率」と呼びます。
一方で、「物価上昇分」を金額から差し引いた数字を「実質成長率」と呼びます。
例えば、ラーメン屋さんを開いて1年目は「700円」で販売したのに対し、2年目は「800円」に値上げしたとします。ここでの差額「100円」をGDPでカウントせず、「物価上昇分」として差し引くのです。
基本的に両方の数値が公表されますが、経済成長率は「実質成長率」の事を指すとされています。
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-今後、世界各国のGDPはどう変化していくのか?-
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)による、2050年のGDP世界ランキングでは、「中国・アメリカ・インド」の3強の時代がやってくる事が分かります。
これはあくまでの未来予測なので確定ではありませんが、新興国のポテンシャルは高く、これから一気に伸びてくるだろうと言われています。
一方でインドに根強く残る「カースト制度(身分によって階級を分ける制度)」や、「宗教」などの根強い問題があり、GDPの成長を妨げてしまっています。
これらの社会背景によって、今後のGDP成長率は変化していくでしょう。
またインドや中国などの新興国の成長には、もう一つ大きな要因が存在しています。
それは「人口増加率」です。
現在、世界最大となる「約14億人」もの人口を誇る中国ですが、「一人っ子政策」の影響もあり次第には「少子高齢化」の状態に突入します。
そこで中国の代わりに世界一になるのが「インド」です。インドは日本や中国とは異なり、その多くを20歳未満が占めています。
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-まとめ✨-
日本はここ数年「少子高齢化」や「デジタルの普及に遅れ」が発生している事もあり、GDP成長率は伸び悩んでいます。
しかし2050年現在でも日本のGDPは「世界5位」の座に位置しており、「そこまで悲観的に見る必要は無いのでは?」と私は思います。
GDPはあくまでもその国の指標であり、停滞してるからと言って「魅力や誇り」を失う訳でもありません。
私たちができる事は「他国と比較」する事でもなく、「他国の政策をそっくりに真似る事」でもなく、「日本独自の未来を切り開くべき」と思っています。
拙い文章ですが、ここまでお読み頂きありがとうございました。
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🌟参考文献
・https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/otoiawase/faq/qa14.html(内閣府)
・https://diamond.jp/articles/-/118177(Diamond online)
・https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2016/2016_18.html(大和ネクスト銀行)
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