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幸せを手に入れる秘訣は「地位材」の呪縛から逃れること

こんばんは、ひらっちです。今日は午後から取材に出掛けておりました。その後、自宅のネットがつながらない状況になり、復旧作業に追われているうちに9時すぎに。スマホのテザリングで繋ぎながら、慌てて本日分のnoteの記事を書いているところです。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■あなたは「地位財」と「非地位財」のどちらに注目していますか?

あらためまして、ひらっちです。今日は「幸せ」をテーマに記事を書いてみたいと思います。

今、あなたは「幸せ」だと感じていますか?

もし「あんまり幸せじゃない・・・」と感じているようなら、それはあなたが「地位財」の呪縛に捕らわれているのが原因かもしれません。

「地位財」とは、他人との比較によって満足が得られる財のことを言います。これに対して、他人との比較とは関係なく満足が得られる財のことを「非地位財」と言います。

これは、アメリカ・コーネル大学教授で経済学者のロバート・H・フランク氏が定義した考え方です。地位財は、お金や社会的地位、モノなど。一方の非地位財は、健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情などになります。

地位財を手に入れたことで得られる幸福感は、長続きしません。例えば、高価なブランド品を購入しても、その瞬間は幸福感に満たされるかもしれませんが、その効用は徐々に薄れていきます。

また、地位財は、他者との比較によって満足感が得られる性質のものです。そのため、周囲の人がもっと高価なブランド品を購入した場合、逆に劣等感を覚えて不幸な気分に陥ることになります。

要するに、他者との比較が前提となる「地位財」で幸せを得ようとすると、際限なく他者に勝るものを追い求めることになり、幸せになるどころかかえって劣等感から不幸だと感じるようになってしまう、というわけです。

■他人との比較を基準にしていると、永遠に幸せにはなれない

誰もがご承知の通り、あらゆる場面で優越感を得られる状況というのは、いつまでたっても訪れることはありません。

そうですよね。例えば、お金だけを取ってみても、世界一の富豪になることなんてほぼ不可能です。どれだけ稼いだとしても上には上がいるわけで、どこかで劣等感という壁にぶつかることになります。

あなたは、無意識のうちに、他者と比較することで幸せになろうとしていませんか? 

資本主義の世の中は、人々の消費を煽るために「地位財」を手に入れたくなるように巧みに誘導してきます。豪華な家、高級外車、ブランドバッグ、時計・・・など、挙げ始めればキリがありません。

でも、こういったものを購入することと、あなたが幸せかどうかは全く関係ありません。あなたが幸せかどうかを決めるのは、あなたが手にしたお金や地位、名誉ではなく、あなた自身が「幸せと思うかどうか」だからです。

■まとめ

コロナ禍で大変な思いをしている方は少なくないと思います。とても幸せなんて思える状況ではない方もいるでしょう。それでも僕はやっぱり、幸せかどうかを決めるのは、自分自身だと改めて感じます。

他人との比較では、幸せにはなれません。他人の目を気にせず、自分は幸せせだと感じる毎日を過ごす。そのことが、幸せな人生を手に入れるための最善にして唯一の方法だと僕は思います。

ぜひみなさんも、今すぐ自分を幸せな人間だと思うようにしてください。だって、何かと比べるわけじゃないわけですから、いますぐにできますよね。心からそう思うことができれば、きっとあなたのこれからの人生がより一層充実したものになると思いますよ。


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