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なぜ日本は「自給自足」を後押ししないのか?

こんばんは、ひらっちです。今日は疲れました・・・。明日が雨になりそうなので、なんとか今日中に終わらせようと猛烈な勢いで農作業をしておりました。・・・というわけで今日は夜の更新です。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■おかげさまで全体ビューが5万を超えてみたいです!

あらためまして、ひらっちです。今日は「自給自足」をテーマに書いてみたいと思います。なんだか最近、こっち方面のお話が多い気が・・・。

冒頭からいきなり話が逸れますが、このnoteを書き始めて今日で132日目になりました。4ヵ月ちょっと毎日更新を続けている計算になります。

おかげさまでだいぶ読んでくださる方も増えてきたようで、全体ビューで5万以上、スキも4,000を超えるところまで来ました。

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特にお金儲けを考えているわけではなく、ライターの腕が鈍らないための練習を兼ねて、若い人達に少しでも有益な情報を提供できればという思いで続けています。なんで、ぶっちゃけページビューとかはどうでもいいんですけど、それでも数字が増えてくると嬉しいものですね(^^)

ちなみに、一番アクセスを稼いでいるのがこちら。

そして、一番スキを集めているのがこちらです。

一番アクセス数を稼いでいるのが「トリキの錬金術」というのは、なんだか複雑な感じがしますけど、どうやら検索に引っかかってくるみたいで。まあ、このnoteを知ってもらうきっかけになれば、それはそれでいいんですけどね。

■国民全員に自給自足を推奨しても、国にはデメリットしかない?

逆にスキをたくさん集めているのが農業関係の記事というのは嬉しいかぎりです。コロナをきっかけに農業に興味を持つ人、家庭菜園や自給自足に目覚めてくれる人が増えてくれればいいなぁ~と思います。

そういえば、以前にこんな記事もアップさせていただきました。

タイではコロナを機に国を挙げて野菜の自家栽培に乗り出しているという記事を紹介していますが、ただ日本では、なかなかそんなムーブメントは起きる気配はなさそうです。

僕はもっと自給自足に目覚める人が増えて欲しいと思っていますが、その一方で、国が自給自足を推奨することはないだろうなとも思っています。

それは、自給自足では「徴税が難しい」からです。

昔のようにお米を年貢として支払う仕組みであれば、もっと簡単に課税することができるかもしれません。でも、基本的にお金が対象になることが多い現在の仕組みでは、自給自足を所得とみなすのは難しい。農家の場合は、自家消費(家事消費)を売上に計上して課税することができますけどね。

徴税ができない人が増えてしまったら、それそこ国の根幹に関わる大問題です。

ちなみに、昔から「クロヨン」という言葉があるのをご存知ですか? これは、所得税の負担割合が、サラリーマンは9(ク)、自営業者は6(ロ)、農業所得者は4(ヨン)となっており、不公平が生じていることを示す俗語です。そもそも農家は税金を捕捉しづらい業種として有名なんですよね。

あと、自給自足がさらに問題なのはGDPに反映されないこと。現在の尺度で言えば、国の豊かさを示す指標の最たるものがGDPです。これを上げることが至上命題であって、そこに反映されない自給自足は邪魔者なんじゃないかな?とも思います。

■まとめ

ひたすらにGDPの拡大を思い求める経済には、どうしても矛盾が出てきます。これだけシェアリングエコノミーとか、SDGsとか言われている時代に、大量生産・大量消費を重ねることを是とする経済のあり方は、そろそろ見直しが必要なんじゃないかと思います。

・・・とはいえ「じゃあ、GDPに変わる別のモノサシがあるのか?」と言われると返答に困りますけど。。

もちろん国がある程度発展することは大事です。でも、GDPを基準に経済を肥大させていくことに本当に意味があるのか。自給自足に取り組んでみると、現在の経済のあり方に思いを巡らす良い機会になるんじゃないかと思います。

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