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今年フリーランスになった人にお勧めしたい本は?

こんにちは、ひらっちです。昨日はとある大学でオンラインイベントの取材でした。「コロナ禍だから…」となんでも自粛するのではなく、「今できることをやるんだ」という強い意識が伝わってきて、なかなかいいイベントでした。

「どうせ無理でしょ…」と思考停止になるのではなくて、「でも、できる方法はあるはず!」と前向きに考える方が、やっぱり僕は好きだなぁ~。…こんな性格なんで、どうしても無理しがちになってしまうのが玉に瑕ですけど(笑)

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■やっぱり今年もたくさん本を読んでいます、ええ、仕事なんで。

あらためまして、ひらっちです。今日は「読書」について書いてみようと思います。

以前もこのnoteで書いておりますが、僕は結構本を読みます。もちろん「それが仕事だから」というのが一番の理由ですけど、近くの大型書店さんはずっと定点観測を続けているので、特にビジネス書に関しては、売り場に並んでいる8割ぐらいの本は知っているものだと思います。

ここまで来ると、もう「マニア」の域かもしれません(笑)

本については、すでに何回か記事にさせていただいております。このnoteは「お金」や「ビジネス」に関する話題が多いので、そのあたりを中心にお勧めの本をピックアップさせてもらっていますので、もし興味があればご覧になってみてくださいね。

ちなみに最近のお気に入りは、この2冊ですね。どちらも「そろそろ資本主義はオワコン?」みたいな方向性で書かれているものですが、それぞれに説得力があってなかなか面白かったです。

「資本主義に頼るのは半分くらいでいいかな?」というのは、僕がずっと前から抱いている持論ですけど、近頃はコロナショックの影響もあって「脱・資本主義」の声がまた盛り上がっている気がします。

資本主義だと「大切だけど経済合理性がないもの」がどうしても切り捨てられてしまいますからね。…ま、このあたりは別の機会であたらめて書いてみようかな、と考えています。

■最近見つけたフリーランスに役立つお金の本を3冊ご紹介!

というわけで、日頃からいろんなビジネス書に目を通している僕ですが、最近見つけた本で、最近フリーランスを始めた方にお勧めしたい本がいくつかあったのでご紹介しますね。

「お金」のトピックを網羅した本になっていますが、必要十分な情報が簡潔にまとまっていて、フリーランスを始めたばかりの「お金の勉強初心者」の方が手に取ると、とても参考になるんじゃないかと思った一冊です。

「初心者向け」と書きましたが、投資方法なども結構突っ込んで書かれていて、よほどの上級者でない限り「これを実践すれば80点以上は取れるから十分だよね」という内容になっています。フリーランスでない方にもなかなかお勧めですよ。

まだ出たばっかりの本みたいですけど、著者のプロフィールがなかなか面白くて。なんでもフリーライターとして仕事をするなかでお金の知識の必要性を痛感し、そこから2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。そしてさらに税理士資格まで取得してしまった(!)という異色の経歴の持ち主です。

僕もフリーライターですし、FPの資格を取得したところまでは一緒ですが、そこから1級を取るのではなく、税理士へとジャンプアップするとは! FP2級と税理士では難易度が全然違いますからね…すごい。

フリーランス経験者ならではの視点が各所に盛り込まれていて、フリーランス1年目の方にとっては勉強になることが多いんじゃないかなぁ~。今後、フリーランス向けのマネー本の定番になっていくポテンシャルを秘めている一冊だと思います! 

皆さんもお気づきかもしれませんが、新年の書店のビジネスコーナーには「税金関係」の本が一気に増えます。なぜだかわかりますよね、そうです、そろそろ確定申告の時期が始まるからです。

3冊目は、そんな定番の流れを意識して発刊されたであろうこちらの1冊。フリーランスの経費の線引きについてかなり踏み込んで書かれているのが特長ですかね。

僕も税務調査を受けたことがありますが、「経費をどう考えるのか?」は本当にあいまいだとつくづく感じます。そのあたりをわかりやすく解説してくれているので、はじめて確定申告をするというフリーランサーには参考になることが多いんじゃないかな? もちろん「なんでも経費にできるわけじゃない」ので、その点には十分注意した方がいいですが。

ちなみに僕は、白色申告から青色申告へと切り替える際、税務署から紹介された税理士さんから無料で指導を受けられる制度を使わせてもらいました。その時、税理士さんから「ライターさんであれば『取材費』という勘定科目を作ってまとめておいた方がいいよ」といわれて目から鱗だったのを今でも覚えています。

確定申告の種類や会計ソフトには、基本となる勘定科目があるんですけど、それではどうにもおさまりが悪い経費って実際にあるんですよね。この本では、「取材費」「研究開発費」みたいな科目を作って分ければいいんだ、と教えてくれているので参考になる人も多いんじゃないかな?

■まとめ

最近の本から「フリーランス向けのお勧め」をいくつかピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?

このnoteをご覧になられている方の中には、「将来的にフリーランスになりたい」と考えている方もいらっしゃると思います。フリーランスになってから勉強しても遅くはないと思いますけど、せっかくなら安定した会社員の時代からお金について勉強しておく方が絶対にいい。特に独立当初は、目の前の仕事をこなすので精一杯で、将来のお金のこと、税金のことなんて考えている余裕もないと思いますから。

もし気になったものがあれば、ぜひ書店にお立ち寄りの際に覗いてみてくださいね。そして、いろんな本に興味を持っていただけたら幸いです。きっとあなたの人生を変える本に出合えるはずですよ。・・・以上、出版界隈に身を置くフリーライターのポジショントークでした(笑)


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