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野菜を自給するときのカギは「料理の腕前」にあり?

こんばんは、ひらっちです。今日は本当に暑かったですね…。さすがにバテました。というわけで初の夜の更新です。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■今後も注目が予想される「家庭菜園」。可能であれば市民農園にチャレンジを

あらためまして、ひらっちです。今日は「自給自足」について書いてみたいと思います。

これまでも家庭菜園については、色々と書いてきました。コロナの感染も再拡大してきている状況ですし、これからも「三密」を避けて楽しめる家庭菜園の魅力がさらに注目を集めてくるんじゃないかと見ています。

梅雨明けが宣言されて以降、猛烈な暑さが各地を襲っていますが、涼しい朝晩を狙って畑に出て、農作業に汗を流すのは本当に気持ちがいいものです。リモートワークで自宅に籠もりがちな方には、とてもいいリフレッシュの機会になるはずです。

家庭菜園に興味があるという都市部の方は、まずプランターから始めてみて、その後はぜひ自治体などが管理する市民農園を借りてみて欲しいと思います。

市民農園を借りるなんてハードルが高そうですが、僕は個人的に「むしろプランターで管理する方が難しいんじゃないか?」と思っています。プランターの場合、こまめに水をやらないと枯れてしまいますが、畑に植えた場合には、意外に水やりをしなくてもそれなりに育ってくれるからです。

天からの恵み(日光や雨水、土壌の栄養)を受けて、野菜が自分勝手に育っていく。その姿をみると「自然って偉大だなぁ」と改めて実感できるに違いありません。

市民農園の募集は通常、年度が切り替わる春に行われることが多いですが、途中で畑を返却した人が出ると貸してくれるケースもあります。早速秋から始めたいという方は、受付窓口に一度問い合わせてみてもいいかもしれませんね。

■野菜を育てることよりも、どうやって料理したり保存したりするのかが大事

家庭菜園の一番の醍醐味といえば、旬の野菜を自給できることですが、自給を考えるうえで大事なのは、実は「料理のスキル」だったりします。

野菜を育てるなんて難しそう…とお感じの方もいらっしゃると思いますが、意外にも、作りやすい品種を選べば、野菜を育てること自体はそれほど難しくありません。ホームセンターなどで苗を売っている野菜であれば、そんなに神経質にならなくても、無事に収獲できることが多いはずです。

こうした野菜を食べるとなった時、不可欠なのが「調理」です。私たちは、スーパーで販売されている野菜に慣れすぎています。例えば、キュウリはちょうどいい太さで、ピンと真っ直ぐに伸びているのが当たり前だと思っていますが、家庭菜園のキュウリは、少し時期がずれるだけで、小さかったり大きかったり、ものすごく湾曲してしたりすることも多いです。

こうした不揃いの野菜たちをどうやって料理するのか。さらに言えば、スーパーに並ばないような野菜をどんな料理に仕上げるのか。自給自足をするうえでは、野菜を「いかに育てるか」よりもむしろ、「いかに上手に使うか」の方が、実は重要なポイントになったりするのです。

■まとめ

野菜を育て始めてみると分かりますが、こちらの都合の良いように、ちょうどいい分量だけ毎日野菜が取れるようなことはありません。ある時は食べきれないほど大量に取れ、またある時は全く取れない日がずっと続く。そんなバラツキのある野菜たちを、うまく調理したり保存したりする技術が、自給力を上げるためには必要になります。

ちなみに私の場合、この部分は妻が担ってくれています。ちなみに今晩のおかずは、うちの畑で取れた野菜の煮浸しでした。

料理写真

元々料理が大好きで、我が家にはそれこそ料理本が山のようにありますが、そんな彼女でも、バラバラに畑から届く旬の野菜をどう使えばいいのか、最初はかなり苦労していました。

もちろん慣れの部分は大きいですが、栽培スキルだけでなく料理スキルも磨いてうまく組み合わせることができれば、自給自足をベースにした生活をより豊かにすることができると思いますよ!


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