見出し画像

ほとんどの人が不動産投資に手を出してはいけない理由

こんにちは、ひらっちです。今日も原稿&農作業の1日になりそうです。昨日はスカッと晴れた思ったら突然雨が降り出したり、今日は朝からどんより曇り空だったり…。気温の変化が激しくて体調を崩しやすくなっていますんで、皆さんも健康にはくれぐれもお気をつけくださいね。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

僕は不動産投資を一切やっていませんし、今後も手を出さない予定です

あらためまして、ひらっちです。今日は「不動産」について書いてみたいと思います。

このnoteでは、お金にまつわる話題を中心に書いていますが、投資に関するトピックのなかでも、一般的には興味がある方がたくさんいるのに、ほとんど触れていないテーマがあります。それは「不動産投資」です。

このnoteをご覧いただいている方の中には、実際に不動産投資を実践されている方も結構いらっしゃるかもしれませんね。おそらく「機会があれば投資してみたい!」という方も少なくない気がしますが、僕は不動産投資を一切やっていませんし、おそらく今後も手を出さないと思います。

僕は20代後半ぐらいに「今後はこれまでのライター業だけではダメな時代がやってくるかもしれない。新しいビジネスを考えなければ!」と思い立ち、さまざまなビジネス書を読み漁りました。

例えば、当時第1次ブームだった「ブログのアフィリエイト」についても結構勉強しました。実際に数十個のブログを立ち上げて2年ぐらい運用してみましたが、結果的に「これなら真面目にライターをした方が全然稼げる」という結論に至り、今はライターの広告宣伝用のブログのみ更新を続けています。

この時、可能性の一つとして「不動産投資」に関する本もかなり読み漁りました。ワンルーム投資、ボロ物件投資…などなど、いろんな手法があって「へぇー、そんな風に稼いでいる人がいるんだ」と感心しながら読んでいましたが、たくさん情報収集した末にたどり着いたのが「これは安易に手を出さない方がいいな…」という結論でした。

不動産については、自宅もいまだに賃貸を貫いていますし、これまで購入したのは、農家のみ格安で手に入れられる農業用の土地のみ。坪単価2.5万円で「それでも高いなぁ…」と思ったのですが、農業の売上を考えれば数年でペイできる金額だったので購入を決断しました。

■不動産のプロが、赤の他人のあなたに確実に儲かる物件を売ってくれると思いますか?

僕は、農作業をしている間、「耳で勉強する二毛作」を実践していることは以前にも書いたと思いますが、そんな作業中によく聞いている両学長さんのYouTubeチャンネルで、不動産投資の話題が取り上げられていました。楽天銀行からダイレクトメールで届く「ワンルームマンション投資」の勧誘がヤバイ!というお話です。

内容を聞いていると、めちゃくちゃ危険ですね…。これを若い人が購入してしまったら、その後の人生は相当窮屈になってしまうと思います。

僕が不動産投資をしない理由は色々ありますが、その一つが、そもそも「不動産投資」は、不労所得ではなく「事業」だということです。ちゃんと物件を選定し、購入後も管理をしなくちゃいけない。ビジネスとして真剣に取り組まないと利益を上げるのは難しいからです。

ビジネスとして不動産投資に取り組むのであれば、それ相応の知識が必要になります。それこそ不動産の周辺には、業界のプロたちがウジャウジャいます。その人たちと対等に渡り合える知識を武装しなければ、カモにされるのがオチです。

その労力を考えたら、もっと競争相手の少ない分野に全力投球した方がいい。おそらく不動産が好きでないと続けられないし、個人的にはそこまで好きではないかな~というのが僕が手を出さない理由です。

あとは、株や投資信託のように、簡単に売り買いできないのも大きいですよね。仮にどうしようもないポンコツ物件を入手してしまった場合、なかなか売れずに赤字を垂れ流し…みたいなことになりかねませんから。

そして、最大にして一番説得力のある理由が、「本当に儲かる不動産なのであれば、プロである業者がわざわざ僕なんかに売るわけがない」ということ。僕がもし不動産業者だったとして「絶対に儲かる物件」を見つけたら、赤の他人に売るなんて馬鹿な真似はしないと思います。

…というわけで、今後もしかしたら分散投資の一環で「リート」に手を出す可能性はあると思いますけど、今のところ「不動産投資はいいかな~」と僕は思っています。

■まとめ

そもそも、ダイレクトメールに「得する情報」はほとんどないと思った方がいいと僕は思います。だって、ダイレクトメールを送付するためには、そのチラシの制作料や印刷代、郵送コストなどがかかっているわけで、それをペイできるだけのメリットが送る側になければ、そもそも送付しないわけですから。DMが立派であればあるほど、「これは何か裏があるに違いない」と怪しんだ方がいいと僕は思います。

ちなみに、あなたのパソコンやスマホに、訳の分からない迷惑メールが届いた経験はありませんか? 明らかに詐欺だと分かるような粗悪な迷惑メールを見て、「こんなメールに誰が引っかかるんだ?」と。

でも、この粗悪なメールにも、ちゃんと意図があります。その狙いは「そんな粗悪なメールすら見破ることができず、引っかかっちゃう情弱をあぶり出すこと」にあります。「カモ中のカモ」だけをターゲットにし、その後の詐欺を円滑に遂行するための撒き餌、というわけです。

世の中には、法律的には詐欺ではないけれど、限りなく詐欺に近い投資話が本当にたくさんあります。くれぐれもご注意くださいね。ほとんどの方にとって、「いかに投資でリターンを上げるか」よりも、「いかに投資詐欺に引っかからないか」の方がもっと重要ですから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?